このプレイの前回は4/16です。
 日記上の日付は5/21ですが、実際に書いているのは5/27の金曜です。
 
 PL的にはセラドンフォレストの攻略が終了したと思っていたが、実は最後の一つが残っていた。今までの経過から察するにアイス (風+水) エレメンタルの予定だ。
 最寄の大都市であるビートゥ (人口12100) で補給を済ませ、PL二名が新キャラを投入し (死亡と、ルールミスによる作り直し。3LVと4LV)、NPCが交代した。前のレンジャー氏は、PLにレンジャーが入ってきたのでパラディンと代わった。
 
 と思ったらこの間にもう一人いたのを忘れてた。
 キャスター系の何かがいたのだが (クレか?)、ビートゥにたどり着く前ぐらいに、出てきてから (メイクされてから) 一回もダイスを振らずに死んだ人がいたのだ。
 なんつーか、消耗の激しいパーティだしキャンペーンだよなぁ。でもまぁ、NPCに負けず劣らずPCも死んでいるので、ある意味公平です。良いか悪いかは別として。
 
 ビートゥでキャスターを補充して、一度ファンデルワース卿に報告に向かった途中でこのキャスターが死んだのかな? それでレルモードに帰還してパラディンがやってきたと思う。

 メンバー交代が激しいので、ここで構成を確認… したいのだが、I氏とT氏のPCは私には高度すぎて把握できていない。
 私:ピンサー、ハーフオーク、Kensai7。
I氏:コリン、ウッドエルフ、レンジャー入りの何か3。
T氏:サマラー、忘れた、ダイアバットに乗ったチャージャー4。非常に強い。
NPC:普通の人間パラディン3。
 
 これで準備万端と思って出発し、見事に聖域に到着したのだが、ここで必要な作業は戦闘だけでなく土木工事も含まれていた。
 外見としては、川からアルファベットのCのように溝を掘って水を引き込んでいるのだが、これがせき止められて水が涸れていた。中核であっただろうCの内側にある区画はモヤが出るほどの低温になって氷が張っていた。
 実際にはC状ではなく上下二つに切れているのだが、文字での描写が難しいのでとりあえずCとします。
 
 とりあえず戦闘前に工事を終わらせる事にして、DMに作業見積もりを出してもらう。
 Cの上下それぞれに二人日かかるが、適切な道具が無い状態なので二人で一人日扱いになると言う。
 我々は道具の無い四名なので、上下両方終わらせるのに二日かかると言うことだ。
 一日8時間労働して二日経ち、作業が終わって、さあこれで休んで明日になったら戦闘だというタイミングで、ワンダリングが現れてしまった。
 
 現れたのはデカいグリーンドラゴンで、森で出会う相手としては最悪だ。こちらがインスタント・デスを出さない限り絶対に勝てない。なにせこちらのLVは7,4,3,3で、平均すると4.25LVしかないのだ。
 
 前回のジャマーの件もあって今度こそ何とかしたいのだが、どうにも手が思いつかなかった。
 しかし何もしないで済ませるわけにも行かず、意味が無いのは分かっていたが聖域に踏み込んでアイスエレメンタルを出現させた。
 確かに全く意味が無いのだが、無意味でもカードはカードだ。現状では勝つことも逃げることも不可能なのだから何もしないよりは変化が起きる可能性がある。が、やはり無駄だった。
 結果としては、ここはDMの温情でドラゴンが条件を持ち出してきた。パラディンと馬を生贄に差し出せば見逃すと言うのだ。
 アイスエレメンタルは無事に倒した。
 
 アイスエレメンタルを倒したところで遠方から謎の地響きが聞こえてきたのだが、人数が減った上にリソースも減っていた我々はレルモードへの帰還を優先した。
 レルモードでファンデルワース卿に報告をしに行くと、ウイザードらしき人物が待っていて色々と調査結果を教えてくれた。曰く、セラドンフォレストの聖域のパワーの源は無色のエレメンタルパワーで、それは「Rain of Colorless Fire」に関連するものだという。直接的なパワーではないが、参考になったと言うか役立つものであったのは間違いないそうだ。
 今まで攻略した4つの聖域の中央辺りにそのパワーに関連するものがあるはずだが、今の段階では具体的には不明だとか。
 
 しゃーないのでイヤイヤながらもう一度セラドンフォレストへ。
 今度はウイザード氏が加わって4名に。例によってシバーリングタッチ (ただしエンパワー)と サドンマキシマイズらしい。
 レンジャーへの聞き込み調査と移動は省くが、なんとか聖域の中央、正確には今まで見つけた聖域を結んだ交点にある巨大樹に到達した。
 巨大な岩が洞窟を塞いでいたようだが、それが脇にズレてぽっかりと入り口が開いている。アイスエレメンタルを倒した時に聞いた音は、この岩が動いた音だろう。
 
 くねくねと曲がったトンネル、正確には巨大樹の根が成長して出来た隙間だが、これを通っていくと最後に扉に出くわした。で、中にはもちろん敵がいるわけだ。
 この敵は明らかにPCを殺すコンボを狙っていて、クレリックがホールドパーソンを打ったところで前衛がフィートでスタンダードに短縮したクーデグラをかましてくるのだ。
 そんなわけでもちろんピンサーは死亡。
 敵は、クレリックとハーフオークの前衛とローグと大量のザコ。ローグはニンジャだったかな?
 大量にいたゾンビはリブリスモーティス適用済みで、破壊すると爆発してくる仕様だ。ザコを相手にする暇が無かったので一体も壊さなかったが…
 死亡一名で戦闘は終わったが、高度に魔法的なギミックが施されているので手の出しようが無い。帰って何とかオバドハイのクレリックに連絡するしかない(オバドハイのクレリックは見つける事が困難だが…)
 
 で、この帰還だがこれも困難を極めた。ワンダリングを出してしまい、生き残りがサマラーだけになってしまったのだ。
 見捨てて一人だけ帰ってキャラ作り直しかと思われたが、「今後(勝てない)ワンダリングに出会うまでは連れて行く」というギリギリの妥協案を採用してチェックを行ったところ、奇跡的に生還できた。これもT氏が激烈なパワープレイヤーだったお陰だ。
 というか、種族本の新アイテムのお陰で助かった部分もある。トロールが出てきたのだが、グリーンドラゴンファングの武器のお陰で通常にダメージが入ったのだ。これはドラゴンの色に対応したエナジー属性を得る追加効果だ。ただしこれによってダメージが増えたりはしない。
 
 帰ってからがまた一苦労だった。
 久しぶりに大量のお宝が出たので全員生き返る事ができたが、この際に経費節減の非常手段としてI氏がリンカを選択したのだ。
 I氏は賭けに勝ち、見事もとの種族であるエルフを引いてそのまま生き返った。サブレイスは同じになると解釈したためでもあるが、これは見事なダイス目だ。
 最終的に、ピンサーはLVが下がり、サマラーはLVが上がった。コリンは不明だが、上がったか、上がる直前くらいにはなっただろう。
 
 今日も激しい内容のプレイだった…