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 タイダル・サージ:3
 程よい強さと使い勝手。こーゆー呪文があるから「ホームのドルイドは強い」となるわけだよね。
 
 
 タッチ・オブ・マッドネス:4
 2LV呪文にしては強い。魔法とサイを発動不能に出来るのは優秀。
 STは意志だから厳しいけど、低レベル帯なら(呪文レベルが低いという事はキャラLVも低いから)通用するだろうし。
 
 
 ダンス・オブ・ザ・ユニコーン:3か2
 評価が難しいなぁ。自分と戦うキャスターやグリーンドラゴンが、自分のLVより低いなどと言うのは有り得るだろうか? そんな事ないよねぇ?
 しかし、ある程度LVがありさえすればスクロールのようなアイテム発動の毒は防げるわけか。そうでなくともST+4はなくならない… 悪くは無いけど、特に必要でもないって感じかなぁ。
 
 
 チェイン・オブ・アイズ:クレリック3、ドルイド
 悪くはない、むしろ強力だが… 使う場面が少なすぎる。いわゆるスクロール要員だなぁ。
 ドルイドの場合は呪文LVが高いので評価が下がる。動物の相棒がいるとしても使いどころが難しいしね。
 この呪文はむしろD20モダンとかで真価を発揮しそうだよなぁ。パスワードとか機密情報読み取ったりね。
 
 この手の呪文で問題になる事として、定番の問題がある。
「STをさせられた時、被害者はそれと気付くのか?」
 ダメージ呪文なら必ず気付くだろうが、ではこの手の全く害がない効果の呪文ではどうだろう?
 スペクトラル・ハンドで遠くから隠れて触られたりしたらどうなんだろう?
 見えないようにレイで撃たれたらどうなるんだろう?
 
 う〜ん、チャリオットといい、スライムといい、コレといい、なんか、動作確認していない呪文、多くない?
 
 
 ディヴァイン・アジリティ:3
 戦闘系クレリックに好かれるタイプの呪文。STや能力値の向上よりも実は《一撃離脱》の方が有効だったりする場合もある。
 回復に専念したい後方クレリックが、前衛にキュアをかけて後ろに下がるといった使い方も出来るからだ。キュア呪文は、味方だから省略しているけど、接触で命中判定を行う行為だよね。だから一撃離脱に応用できてしまうわけです。
 ちなみに、スペルコンペンディウムというサプリで敏捷+10強化ボーナスに差し替えられます。
 
 
 ディヴァイン・サクリファイス:5
 ようやく登場したパラディン用最強呪文。いいから覚えておけって感じ。
 ワンドで延長するのも手かな。
 
 
 ディエフィック・ヴェンジャンス:3
 クレリックに必要かどうかは別にして、対アンデット用の普通のダメージ呪文として使える。
 自動命中だしレベルd6だから普通だろう。
 
 
 デコンポジション:3
 地味だが、2LV呪文としては普通に使える。ドルイドは相棒も含めて人数がいるはずなので、広範囲にダメージを増加させる呪文は悪くない。
 ただ、ドルイドらしく「強い個人」との戦闘には向かないが、それは他のドルイド呪文でも同じなので評価は下がらない。
 
 
 ディテクト・フェイヴァード・エネミー:1
 レンジャーなら聞き耳と視認で見つけなさい。それと、宿敵の特技の方が100倍使える。呪文とフィートだとフィートの方が100倍貴重だが、それでも宿敵フィートを選ぶべき。
 
 
 デス・パクト:1
 コレなんてイジメ?
 全く価値がない。信じられない。意味不明だ。
 と、思ったけどちょっと使い道が出てきた!
 ザコに装備を貸した黒幕が死体ごと装備を回収したいときに使える!!
 これなら「失敗した部下」へのイジメも兼ねられて一石二鳥。
 いやー、悪人のロジックならではだよね。
 
 
 テレパシック・ボンド・レッサー:3
 確か、パーマネンスできるんだよね。悪くないんじゃないんですか。こんな程度。
 
 
 ドゥーム・タイド:5
 4LV呪文として悪くない性能をもってると思う。幻惑状態は余りお目にかかれないペナルティだが、一切のアクションが取れないというのは非常に強烈。信じられない。
  何と言うか、STに失敗したらほぼ確実に死ぬ気がする。幻惑状態はACが下がらないので無防備状態とはいえないからクーデグラはされないと思うが…。
 範囲の指定が少々読みにくいが、要するに1マスの立方体を8つ、自由に配置できるって事。壁呪文がわりに戦線も構築できていい感じ。
 4LV呪文という事は、7LVクレリックが唱えるという事。逆算すると、3LVの4人パーティに向かって使ってよいわけだ。これは全滅コースだろう。
 
 
 トゥルー・クリエイション:不明
 経験値消費して品物を作るというのは別に構わないが…
 それで、何が楽しいワケ?
 もちろん、こー、製作:フィギアとかを信じられないランクにして、10分で等身大が完成だとか言って喜ぶモデラーもいるだろうが、そんなマニアはイヤだ。
 最近のこち亀以外では出番のない呪文っつー事でスルーしよう。
 
 
 トゥルー・ドミネイション:不明
 STに失敗させさえすれば非常に有効… でもない。
 なんというか、命令の遵守の範囲で、キャラクタではなく参加者のレベルで議論が起こりそう。
 ワシはこの手の呪文は避けたい。
 
 
 トータス・シェル:2か3?
 ドワーフのウイザードにかける分には、なんのペナルティも無いわけだ。
 化身したドルイドが自分にかけるにも良いし、呪文LVが6でなければいい呪文だと思う。スクロールって手もあるけどさすがに高価だしなぁ。
 
 
 トラヴェラーズ・マウント:4
 かなり良い。4〜6レベル術者のスクロールをパーティ人数分買っておいて、低レベルのうちからテレポートのような長距離を移動しよう。ウォーホースの移動力+10で速歩なら、4〜6時間で相当な距離を移動できる。徒歩で三日とかの位置なら、8時間以内に往復できるはずだ。
 DMはPCを文明圏から遠ざけたかったら、最低4日以上離さないとダメだ。
 
 
 ドラゴン・ブレス:1
 トータルで見ると非常に弱い。威力を上げたファイアボールにした方がナンボかましと思われる。
 集団戦でザコ掃討の意味で使うならスクロールで充分だし、呪文書に書く意味もないなぁ。
 出目が悪いと2回しか撃てないんだよね。これもマイナス要素として大きい。マキシマイズすると間隔もマキシマイズされるからダメだし。
 
 
 ドリーム・サイト:1
 面白いけど意味がない。現代物なら、相対的に情報の価値が高いから有益なんだけどね。
 目で見て得られる情報の価値が高いってのは、D&D的にはおかしい。
 この(持続の短い=範囲の狭い)6LV呪文を使わなくても、4LV、5LVの占術でいくらでも情報が手に入るからだ。
 覗き見専用っつー評価かなぁ?
 
 
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 タ行終了〜〜
 結構疲れた…