このプレイ感想記の前回分は12/18です。
 
 今日はPPP3rd。使用キャラはハーフオークKensai 4LVのピンサー。
 参加PCはピンサーのほかに、ハーフエルフ・バード2LVのジーズ、ドワーフ・ローグ5LVのエギル、本来のPCがお休み (プレステージの前提を満たすべく出張) で代打の、ノーム・ソーサラー2LVのパルジャン。以上の4名。ジーズはPLが忙しすぎて参加が不規則になりLV差が発生、パルジャンは代打/新規キャラ参入時のPPPハウスルールによって2LVと算出された。
 他のゲームなら代打/新規PCのレベルがここまで低いのは良くないのだが、「後出しサプリ適用PCのほうが強い」 という状況があるためうちではこうなっています。
 
 今回のプレイですが、サヴナーの狂王、イヴィッドIV世の宣戦布告直後のレルモード (ニロンド王国) に戻ってきた我々は、一応ファンデルワース卿に報告をしに行く。当然ながら騎士団は動けないので、週一連絡でいいから勝手に動けとのお達し。つまり行動はPC自身で決めろと言うこと。
 PCも大変だったが周辺地域も色々大変だったらしく、卿に聞いた範囲でも (つまり翌日の時点でも) 方々から悲鳴が上がっているのが分かる。
 ピンサーとエギルがLVアップに専念しているあいだ、ジーズの三面六臂の活躍で情報収集し、更にセイジに金を払ったりして、それらの情報から今後の方針に関して色々考えた末、ペール (ペール神聖帝国・フォルトス信仰が強いが (つまりファシストだが) 一応善の勢力で友好的でもある) との連携が取れなくなると孤立するので、その国境線周辺の異常を糺しに行くことに。
 国境線周辺の異常と言うのはなんとも回りくどいが、国家に属していない森 (ギャンボージ森林) がある意味緩衝地帯として機能しているので、国境線があまり明確でないのだ。異常と言うのはここの森のセイクリッドな状態がヴァイルな状態に反転しているのだそうな。ここの異常だけが問題なわけではないが、分身とどこでもドアが無い現状ではどれか一つに絞らざるを得ない。
 予算もLVも足りない我々は、テレポートではなく徒歩と馬でギャンボージ森林に近い平穏な文明圏であるところのボーンイーブンへ移動を開始。ボーンイーブンのレンジャー組織はレルモードに連絡を入れてくれているので当てになるのだ。
 ボーンイーブンに着いてから、上司であるところのファンデルワース卿に何の連絡も入れずに出発したことを思い出す。ハッハッハと乾いた笑いを漏らしつつなけなしのお金を払って早馬で報告。
 レンジャー組織との接触で分かったことは次の通り。
 森は怪しい霧で覆われ、10フィート先が見えない (完全視認困難) 。5フィートは20%ミスチャンス。
 森の異常を調べるために派遣した冒険者 (1LVパーティ) は帰ってこない。
 森のセイクレッド<>ヴァイル反転状態は、セイクレッドな拠点を破壊されたうえにヴァイルな何かを行ったからだろう(予測だが信頼性高い)。
 セイクレッドに戻すためのアイテムは現地組織が発注済み。一週間後に届く。
 森の深部まで行かなければ問題はなく、現にレンジャー詰め所までは問題なく行き来できている。
 森のドルイドも音信不通。
 
 これらの情報を総合し、我々はアイテム到着後にこれを持ってヴァイルなポイントを攻略、攻撃される可能性を無くした上でアイテムの設置を行う。このように決まりました。移動先としては、ドルイドの住居、セイクレッドなポイントの二箇所になります。
 ここまででジーズがワンダリングその他でLVアップし、さっきと逆にジーズ以外が調査を行うのですが… 見事に何も出来ない面々。なんだかなぁ。
 ワンダリングとの戦闘で分かったのは、やはり回復が困難だとワンダリングが厳しいということです。ワンドの消費量が二倍ですからねぇ…
 アイテムが届くと、今度こそ連絡を忘れずに行動開始。まずはドルイドの拠点に到着するのですが… PLの私は気づかなかったのですが、この住居 (巨木改造) の煙突から森を覆う怪しい霧が噴出されているので、元の住人は居ないでしょうし霧を製造している現住人は完璧に邪悪でしょう。巨木の周辺には霧が無いのは助かるのですが、デカいライオンさんが居るのは困り物です。
 激しい戦闘の末ライオンを倒したのですが、どうにも登るところが無い。巨木は東京タワー的に階が分かれていて、一番下の階層でもクライムに失敗したら致命傷っぽい高いです。仕方が無いので、怪力なピンサーがフライし、彼が全員を抱えることに。スリムなジーズ (だってハーフエルフだし)、小さなパルジャン (だってノームだし)、普通なエギル (普通のドワーフ) くらいなら、筋力強化されたハーフオークにとってたいした荷物ではないのです。
 一番下の階層から地面までは遠いものの、各階層は10フィートくらいしか離れていません。つまり、下から上がるのは大変ですが、一度上がってしまえば降りるのは比較的楽です。透明化した状態で一気に4階まであがり、天井をぶち抜いて室内に侵入。待ち構えていたドルイドと戦闘です。
 ここでピンサーが 「生け捕れっ」 と掛け声を掛けます。先に言ったようにこの時点で私はドルイドが邪悪かどうか (正確には操られていないかどうか) 判断が付いていなかったのです。
 序盤こそ気絶ダメージを与えようとしていたピンサーですが、あまりの手強さに通常攻撃に切り替えます。んで、良くあることにピンサー自身が連続攻撃を連続クリティカルして一気に即死させてしまいます。人生っていつもこうだよねー。
 この日はプレイ時間が短かったため、下の階層の攻略を残してプレイ終了。

 どうでもいいことですが、この会場を利用するときは非常に天気が悪いです。今回大雨だけでなく強風で寒かったです。