これで九回目。
 
 
009
 
 ムシのいた自然洞窟もどきを出てT字路の行き止まりへ。
 西は50フィート先で行き止まり。だが行き止まりに何かあるようだ。東は70フィート先で北に折れているが曲がり角の手前に落とし穴がある。
 ふん。落とし穴よりは行き止まりの方がマシだ。そちらを先に片付けよう。
 西側に少し進むと、途中で何か変な音が聞こえる。警戒してすこし (音源から15フィート) 下がると、通路の外壁を突き破って巨大なムシが現れた。なんつーか、長い巨大ウジムシ? とにかく攻撃すると片手のフルアタックで撃沈。おいおい情けないよ。
 倒した先には掘り進んできたらしい道が出来ていたが、こんな闖入者が競技に関係あるはずもないので無視して先へ進む。
 この距離まで進むと、通路の先に何があったのか見えてきた。鏡だ。しかもゆがんだ鏡だ。
 良く見たつもりはなかったのだが、鏡を見たせいで全身に激痛が走る。何かの魔法が掛かったらしいが、痛みは一瞬で治まり被害は出なかったようだ (頑健STに成功した)。
 むかついたのでとりあえず射程距離ギリギリから攻撃して鏡を破壊。ふん、舐めるな。
 
 鏡のワナを後にして、こんどはT字路を東に。つまり落とし穴の方だ。
 行ける場所はくまなく探してきたから、この落とし穴の先へ行かない限り道はない。この落とし穴を越えるのは楽だが (助走距離が取れるため)、北へ(上方向へ) 折れている通路から戻ってくるのは大変そうだ (助走距離が取れないため)。
 落とし穴の上にはロープがたれ下げられており、いかにも「ターザンゴッコしてください」と言わんばかりだ。ふん、つまりワナだ。
 忘れ物も後悔もない。ここは先へ進もう。対面の足場を軽く攻撃して (ムチは15フィートあるので落とし穴の向こうまで届く) 幻影やダブルトラップでないことを確認し、ロープを無視して普通に走り幅跳びを行い、問題なく向こう側へ着いた(跳躍目標値はドワーフなので15。彼は出目10で18なので問題ない)。
 
 今日はここまで。