コンベに行ったので普通ならプレイ感想記だが、内容に関して言及を避けるので漠然とTRPGカテゴリで。
 とりあえず、田舎のヤンキーで社会人デビューと言う感じだった。
 自分のGM卓が選ばれないことに異常な拒絶反応を示す(正確には、「イヤイヤ選ぶな失礼だ」と欺瞞している)のは、今考えるに、「選ばれた他のGMより格下」だと感じるからだろう。ヤンキーは格下だと大勢の前でバラされるのを最も嫌がる。サークルがサル山だし。
 極端な評価だと思われるかもしれないが、現場での拒絶反応が余りにも大きかったのでこう推測している。チンピラ顔だし言うことなすこと攻撃的で自分を強く偉く見せたがっていたし。
 社会人になって(学生と言う雰囲気ではなかった)イジメられなくなって、タワゴトがバカにされなくなったので(スルーされているだけとは気づかない。気づくと傷つくから)、自分が偉くなった(いじめる側に立った)と勘違いしているのだろう。肉体的に最下層だから学生時代にヤンキーになれるタイプではない。哀れだなぁ。
 以上の云々はあくまで推測だが、システム選択からも裏付けられる気がする。ボス猿が上海というのがわりと決定的ではないだろうか。上海はマスターが扱うNPCが敵も味方もPCよりはるかに強く、しかも立場的にも上で、更に特殊技能の使用条件も上司のNPCに頼りきっている。
 一言で言えば、GMがちやほや・ペコペコされるゲームなのだ。
 これを偉そうな態度でボス猿がやっているのでは他に評価のしようが無い。
 よそから訪れた普通の人がプレイするには最悪のサークルだったが、彼らなりにまとまっていたし、格下猿に甘んじるのが好きなクレクレ君(自分の脳みそを使わなくていいと言うのは責任も無いから楽なのだ)や偉ぶるのが好きなヤンキーだけでやっていくには上手くまとまるだろう。実際、ボス猿社会ってのは効率は良いしね。
 電車で一時間ほどの場所だが、いやぁ、ホントに田舎だねぇ。