無限のファンタジア

 PBM/PBWあがりのTRPG無限のファンタジアを日曜にコンベでプレイした。
 イラストとは裏腹に良く出来たシステムで驚かされる。しかしそれ以上に驚かされたのはPBM/PBWの影響力だ。海外ゲーム以外で「ヘビーユーザー」がいるとは、本当に驚くばかりだ。国産ゲームでは商品が貧弱すぎてヘビーユーザーになれるほど買うものが存在しないし。
 テラネッツ離脱? 組が奮闘したのかトミーウォーカーにタフなゲーマーが入ったのか(チャット仲間によるとタフなゲーマーらしい)、ちゃんと商売になっている。TRPGの近傍商品で商売になっているとは驚きだ。
 大量の外部イラストレータを使い、主催側ではエロいイベントを起し、参加者にリプレイという大義名分を与えて「プロのイラストレータに自分のPCの(エロい)イラストを描かせる」と言う手口はお見事だ。
 いやぁ、TRPG近傍で商売がちゃんと動く勢力が現れたのは良い事ですね。
 
 どうでもいいが、PBM/PBWの本当のよさはエロいイラストを描いてもらえることではなく「自分の行動で何かを成したのが大勢に示される」という部分だろう。
 自分の行動で何かが起こり、人に影響を与え、それが形になって表れる。
 具体的には、アクションを送って、仲間や敵に影響を与え事件を解決し、解決しただけでなくPBM/PBWの世界に反映されて、しかもそれが他の大勢に公表された上に新たな影響を与える。
 まさに「今の(PBM/PBWの中の)世界は自分が作った」と言えるワケだ。
 ふぅむ、文部科学省あたりにオススメしたいくらいだな。
 
 まぁ、何はともあれ、TRPGとしても良く出来ていたので、今後DDが立たなかったら無限のファンタジアを選ぼう。いいゲームだ。