TMC参加一回目
TMCは古い友人たちのプレイグループで、色々あって私の方から疎遠になっていたが、メンバの一人とPPPで再開したのがきっかけで、一緒にプレイをする事になった。もう10年以上も一緒にゲームしていないメンツばかりだ。
シナリオは市販シナリオで、HJの2の7、竜の花嫁。ん〜、ワシこれレビュー書いたことあるんだよね。TRPG.NETで。まぁいいか。
TMCはFR準拠だが色々と修正が加わっている。いわゆる俺ルム。
特徴としては、エルフとオークが強く、ワールドも指輪世界を強く意識している。指輪エルフは寿命が無い。どちらも能力や能力値が大幅アップされている。
また、DMの気に入ったものは他所からでも流入され、ミックスされる。例えば、ラディアントサーバント・オブ・エルベレスといったように。
レギュとしては基本でドラゴン誌禁止だが、やはりDMの好みで流入あり。具体的には9パラ。
能力値は32ポイントでHPは3/4フィックス。PCは軍のエリート部隊と言う事でエデュケーション特技をボーナスとして貰う。
当然ながら同じ部隊の仲間なのでパーティは組んでいる。
…全員部署が違うのにパーティ? つーか、兵站科 (いわゆる補給部隊) は最前線で敵と殴りあわないでしょ?
あとは、呪文サービスとかが面倒なことになってる。料金の増加といる/いない、とかディヴァインなら許可とか面談とか云々。
後で判明したことだが、NPCの所持金とか人口規模によるLV分布について「読んだことも無い」状態だったので、ちょっとフニャる。なんだかなー。
あと、エリート能力値によるCR上昇も知らなかったようだ。
他にも色々あるけど、書いたり思い出したりしても愉快な気持ちになることは何も無いのでこの辺でヤメ。
実プレイで最も驚いたのは、誰も紙のキャラシーを使っていないこと。ワシだけやん。
全員ノートPC使用で、驚きを通り越して呆れてしまって、開き直って
「LAN組んだら便利そうだね」と言ったら、
「ウチは無線LANなんだ」と切り返された。
…ここ、個人宅やん…
あと、LVアップがドラクエ式。その場でLVアップ。ただし一晩寝るのは忘れずに。
とりあえず、色々はこの辺にしてプレイ経過を。
***
今回のシナリオは「竜の花嫁」なので、白黒赤の三匹のドラゴンが出てくる。私は日程の関係で一回目を休んでいるので、今回は途中からの参加。
ご都合によりテレポートで仲間のいる位置に出現。状況を聞いてみると…
・白ドラゴンは、仲の良いメイド(コイツは生贄を食べずに友人として扱っていた)を助けてくれれば悪さを止めて大人しくすると約束した。
・赤ドラゴンにはオーガメイジの側近がいる。
・生贄集めを止めさせるには、ボスであるところの赤ドラゴンを無力化しないと無理。
・目のピカピカ光るガリガリな人 (ギスヤンキのサイオニクサ) が訪れている。
・ファイアボール(8LV)の巻物をくれた。
話を聞いた一同は早速メイドを助けに向かう。
妙に手ごわい女王様風のオークがいて、クリティカルで一名死亡させられるがとにかく倒してメイドを解放。
妙に手ごわいのは、この世界ではオークが強いからだと思い出す。なんか、ドイツもコイツも4LVくらいフツーにもってるし。
いきなりクリティカルでガエル(エイリー)を殺されたので、その時点まではだらけていた (&オークだから見くびっていた) のをマジモードに切り替え。
初の戦闘だがいきなり必殺技その1のシバーリングタッチで全て倒す。
こんなに早く手の内晒すとはなー。
とりあえず、ガエル復活のために適当なLVのあるクレリックが居そうな街まで移動。彼女は自前で復活用の巻物を持っていたので、幸運ドメインのクレリックで適当なLVがあれば何でも良かった。この際に。上で述べたように人口規模とLVの相関について状況が分かる。
この分だと、ただの馬がどれだけ速く遠くまでいけるかも分かって無いだろうなぁ。
ダンジョン再突入の際に見張りが復活していたらしい。ここでの戦闘で、やはりこの世界のオークが異常に強いことを認識。全編に渡ってマジモードに入る。
大雑把に言って、ダンジョン一階の左側に白ドラゴンが生息。右側は黒ドラゴンの部下が占める。我々は右側を攻略しに向かう。
右側奥の広い部屋でオークの大部隊 (50名級) が居たが、リソースを使い切るつもりで突貫。何とか倒す。CR的にぼろもうけだなぁ。つーか、振り切るようなまねしちゃダメよ。まぁ、サドンマキシマイズ・ファイアボールと先ほど貰った8LVFBの巻物でほとんど壊滅だから、PC的に大した事はしていないよね。
この戦闘で、必殺技その2の目からビーム(セレスチャル・アスペクト呪文のFirrly の目)を使わせられる。むぅ、もっとゆっくりばらす予定だったんだけどなぁ。
右側奥の階段を下ると、少し進んだところに池があって黒ドラゴンが入浴中。悪いが突撃してあっという間に片をつけさせてもらった。
というか、もう少し真面目にやれば一人ぐらいは殺せるのになぁ。
途中の固定配置モンスターもそうだけど、「居たけど殺した」 で済ませるなら経験値無しが適切だと思う。
でなければ、せめてワンドの回数くらい減らすべきだ。
黒ドラを倒してスイ―プしてゆくと、噂のギスやんに出会う。なんか会議中だったようだ。あっという間にテレポで居なくなって、帰ったと思って部屋を調べたら報告書らしきものが…
とまぁ、収穫を得て次にどうしようと思ったら、先のギスやんがオークの黒い三連星をつれて戻ってきた。なんとアイ・オブ・グルームシュだ。
ギスやんが意外に強いサイオンで、主力ファイタ3名をタイムホップで未来に飛ばされてしまう。
仕方なくシバーリングタッチを使わさせられて前に出たところで私はバッサリ斬られてダウン。
敵への止めはファミリアが刺した。
残るは二階のほぼ全体を占める赤ドラの始末のみ。
途中のLVアップも合ってプレイが厳しかったが (なにせ呪文LVが上がった)、この分なら何とかなるだろう。
つーか、手を掛けるところと抜くところの見極めが難しいグループだ。
赤ドラは界王拳アイスストームで楽勝っつー噂もある。
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終了後の飲みで色々話したが、まぁ、問題は多い。
いわゆるフリーライドをどう扱うかだよなぁ。