割り込むという事

 
 先日のゲーム後にマーボを食べながら話したのだが、D&Dゲーマーは割り込みに弱いというか、慣れが無い感じだ。
 
 カードゲームであれば、当然ながらカウンターがある。
 ごく普通に、自分の行動が妨害されるという事です。
 自分が何をするかと同時に、敵が自分の手番に何をしてくるかと言う事を考えるのが普通なんですね。
 
 D&Dは昔から、自分の手番が妨害されないゲームでした。
 攻撃をしたら、敵が回避や防御をする事すらなかったワケで、自分の行動は自分が成功するか失敗するかだったわけですね。
 
 これが簡単さというか、素早いゲーム進行につながっている部分が大きいので、一概に良いとか悪いとかは言えないわけです。
 しかし、昨今の割込みの登場を考えると、今後はD&Dのプレイスタイルを考えなければならないかもしれないです。
 
 ナイトやクルセイダーはダメージを遅延させますし、PHB2の特技 (や、ToBのマニューバ) では攻撃を迎撃をしますし、一部の呪文は位置と使い方によっては絶対防御を成立させます。
 これらは全て割り込みによるものです。
 
 そして、PHB2の特技ではこんな物もあります。
「間合いの中に居る敵が、その手番に自分を攻撃しなかったらAOが発生」
 つまり、間合いの広い人物がいるとして、その間合いの中にいる敵は、その人物を攻撃したかしないかを覚えておかなければいけないのです。移動して入ってきたり、出て行ったりするのを、全て管理しなければならないのです。
 
 どうなんでしょうね。
 ボードの上で遊ぶゲームとして、ちょっと厳しくなってきたのでは無いでしょうか?
 特にDM一人での管理が行き届くとはとても思えません。
 
 ここは一つ、PLの協力が必要になってくるのですが…
 TRPGゲーマーは、技術的に上手くなってヘルプをするっつー概念が少ないんですよね。
 困った物です。