01 前振り長いよね、オレ
はてさて。
PHB2からこちら、ニューカマー増大計画とでも申しましょうか、
戦闘を手軽に楽しくする動きがあるように見受けられます。
何と言いましてもあの MtG と同じ会社なのですから、
この辺の販売戦略は良く考えているなと感心させられます。
PHB2の、再訓練と再構築で、新規サプリを導入しやすくする。
ToBで、初心者が選ぶ事が多い戦士系にテコ入れをする。
そして、コンプリートメイジで、初心者が楽しく術者を始められるように、
リザーブフィートを投入する。
リザーブフィート！
リザーブフィートこそが、ウイザーズ社の販売上の必殺技です！！
リザーブフィートとは何か？
今までウイザード系が避けられてきた難しさを根本的に解決する新しい手段です。
弾切れなしの撃ち放題能力です。
「ウイザードはペース配分が難しい？
ハァ？
リザーブフィートがあれば無限に撃てますが何か？ 」
「ソーサラーは呪文の種類が少ない？
ハァ？
リザーブフィートがあれば攻撃手段が増えますが何か？ 」
「術者を強くしたら、またファイター系の立場がなくなるって？
ハァ？
アブジュラントチャンピオンがいますが何か？ 」
とまぁ、こんな感じで抜かりなく作りこまれています。
見れば分かりますが、弾切れナシのウォーロックを強力にサポートしてる
サプリなんで、ウイザードの弾切れ対策とかファイターの防御力とか、
そう言った部分に配慮しているわけですね。
エターナルワンドも登場しましたし。
MtG（マジック･ザ･ギャザリング）経験者なら分かると思いますが、
新製品の発売によって、それぞれの系統の戦力バランスを変えているわけです。
MtGでは色、Ｄ＆Ｄでは役割分担ごとですね。
ですから、コンプリートメイジで術者系が強化されるのは当然なんです。
新製品がでたら、我々がやることはただ一つ。
新しいオモチャを目の前にした子供がやることはただ一つ。
遊び倒せってコトですね。
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そんなワケで、数えてみたら特技が65個、呪文とウォーロックの妖術あわせて30ページほどありました。
今日はクリスマスなんで、リザーブフィートを１ダースやりましょう。
英語の物を読むのは、正直大変ですが…
LISTはファイター呪文「がんばる」をキャストした！
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アシッド・スプラッター：２から１
酸の副属性を持つ呪文って結構多いのね。意外でした。やせても枯れても４大元素か。
しかし、タッチアタックは優秀だが遠隔攻撃は機会攻撃を誘発してしまう。
それと、射程距離にも難がある。7LVのアシッド呪文が無いと、ファイアの射程距離30ftを超えないのだ。それは厳しいでしょ。
ウザイ和マンチというか、ダメなクロちゃんみたいに、これで酸の池を作ろうとか、ダンジョン製作用に壁空け呪文として使おうとか、そーゆー20年前のクチプロレスを始めないように！
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アクアティック・ブレス：２
アンチマジックな水中で無い限り呼吸の心配がなくなるのは非常に偉いが…
Ｄ＆Ｄが多人数向けゲームである以上、自分一人が問題なくてもなぁ。
再訓練で一時的に長期の水中冒険をするっていうのはありだが、これは何と言うか、NPCとかがやることっぽいよなぁ。
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ブレード･オブ･フォース：２くらい
インコだかイサーだかの対策に良いが… でも、結局見えていないとダメだし、外れても終了するので、結局のところ取る人って一部の魔法剣士だけなんですよね。
んで、そいつらだったらこの特技じゃなくても対応しそうな気がします。
プレイナーチャンピオンが独占していた能力なんで、広まれば （DMが安心して出せるようになるので） プレイナーチャンピオンの実用のチャンスも増えるとは思うのですけれど。
あー、その、正気のDMなら、レアな上級クラスのレアな能力を当てにした敵の出し方はしないのです。
出すとしても、誰でも対応可能な形をある程度考慮するわけですよ。
こうなると、本来は優秀な（貴重な）ハズの能力は、多人数ゲーム上の都合で活用の場が無くなり、逆に仇となってマイナスか、あるいは無くても全く問題ない能力になるわけですね。
立ちはだかる問題（特殊な敵など）に対して、複数の解決方法を用意する事こそが、より面白いゲームにつながるわけですよ。Ｄ＆Ｄのような、多人数ゲームでは特にね。
だから、サプリはどんどん入れようぜってお話 ← 結局それか。
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ボーン・アロフト：４から３
フィート１つで機動性：完璧の飛行能力が得られるのなら非常に優秀。
移動アクションとして30ft飛ぶので、普通に移動して魔法を使ったり出来る。
と、見せかけて、実は5LVのエア呪文がちょっと見つからないワナ。
何かあったっけ？ …検索中… サイクロンブラストですか。意外なことにエア呪文もあるんですね。ブルラッシュ付き、エア属性ライトニングボルトと言った風情。エアだけに。
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クラップ･オブ･サンダー：４くらい
これは悪くない。耳が聞こえない状態になるので、対術者用として使えるかな。そしてSTは術者の苦手な（ハズの）頑健です。5LVのソニック呪文であるカコフォニックバーストが使い勝手が良いので、かなり実用度も高いはず。
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クラッチ･オブ･アース：２から１くらい
飛べると対策されてしまうのが厳しい。最近は足場の悪さ対策が難しくないし（私の論拠はToBですのでウソです、一般的には困難です）、標準アクションを使わないといけないが厳しい。
呪文としてはウォール･オブ･ストーンがあるので良かったのだが…
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ディメンジョナル・ジョウント：２かなぁ？ 価値暴落につき微妙
来ました、最近のはやり、誰でもテレポですよ。5LVのテレポート属性呪文って、まんまテレポですよ。ベタ過ぎ。
まぁ、最近は前衛もテレポするご時世なんで、アンチマジックエリアでは出来ないテレポくらい、ウイザードたるもの回数無制限で使えるのも当然ですよね。
この本の新呪文の方が使えるので、正直、要らないかも？ もちろん、呪文の選択肢が少ないソーサラーにとっては有効なのは変わらないんだけどね。
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ディメンジョナル・リーチ：１かなぁ？
悪さを思いつかないと役立てるのが難しい。
いわゆるアポート（物品引き寄せ）なんだけど、移動させるのじゃなくて、自分の手の中にしか呼べないのがネック。
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ドロウイング・グランス：１
ダメダメ。なんつーか、もうちょっと考えてやれよ。25個もあったら出来の悪いのが混ざるのも仕方ないけどさ。
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フェイス・チェンジャー：１
持続時間が短い。人と会って何かする際に使いたい能力だから、この持続時間では正直ダメ。
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ファイアリー・バースト：５
フレイミング・スフィア（2d6ダメージの呪文）を覚えれば、2d6のダメージ呪文を無限に撃てるんだ、ふ〜〜ん…
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ハリケーン・ブレス：２くらい？ 不明
エア呪文って少ないんですよね。この本で追加されたから何とかなると言えば何とかなるけどね。
方向や起点について制限が書かれていないので、結構便利に使えるのではないかと推測。
1:52 2006/12/25
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むむ、脳みそが死んでいたようです。
この本、スキップが混ざってるのにこんなスゴイのが入っちゃったんですか。
ウイザードに魔法を無限に撃たせるとか、こんな事考え付くとは、脳みその中身にワイアットが混ざってしまったのではないでしょうか？
とまぁ、こんな感じです。次回にご期待ください。
