技能チャレンジに関してあれこれ

 
 
 えー、トラックバックがよう分からんので直張り。
 
http://4thcage.blogspot.com/2009/07/blog-post_5506.html
 
 4th Cage の、技能チャレンジに関するアレコレですね。
 
 4版の技能チャレンジは、1回しかやってないです。
DMG持ってるけど読んでません。
 TRSも1回だけです。しかもガンドッグゼロ+ダークブレイズという変形システムの時だけ。
 
 
 でもまぁ、昔ながらの問題なんで、なんか言える事がありそうだなと。そう思いました。
 
 なんか困った事があったら、類似の事例をどう対処してるか考えればいいんじゃね?
 
 そんなワケで、こう読み替える。
 
「ローグが一人でワナ解除して周りがヒマ」はダメじゃね?
「誰か一人 『だけ』 が対応している」のはダメじゃね?
 
 4th Cage で「援護を認めろ」って言ってるからには、クイズゲームのようにボタンを押す人が交代していてもダメらしい。
 
クイズゲームだと、ボタンを押すのは一人じゃないよね?
 反射系や連打系だと、得意な人が押してたよね?
 知恵や知識を出し合ってたよね?
 こうした結果「一人で遊んでる」感じはなくなったとおもう。
 でも4th Cageを見るに、4版遊んでる人たちは、「ボタンを押す人の交代」では満足できなくて「多人数でボタン押させろ」らしい。
 
 オレ的には「戦闘中にxxせよ」で解決だとおもうだけどなぁ。
 何が何でも「技能チャレンジ自体に参加」じゃないとダメなんだろうか?
 
「周囲を見張る」を良い例と言ってるからには、「戦闘中にxxせよ」と同じなんじゃないの? とか思うんですが。
 あ、もちろん仔だぬきのも見てないです。
(偉そうに言うことではないが、大元のルール読んでないから、作例見ても理解できないし)
 
 ちょっと、マンガから例を出してみよう。
 
例:QBがレシーバーを見つけてパスするまで、ラインマンは壁を作れ。
 
 アイシールド21を見て欲しいんだけど、ボールを投げるのがヒル魔だけだとしても、壁を作るハァハァ3兄弟や、囮になって走る瀧や雪光、時には観客だって囮にして「協力」させてるよね。
 
 4th Cageではこーゆーのを指して「援護OKにさせろ」と言ってると思うんだけど…
 
 じゃあ例えば、戦闘中の技能チャレンジで、ダイス担当にモンスターを近づけないのも、技能チャレンジに参加してるんじゃないの?
 QBが安心してパスできるように壁やるのは同時参加じゃないんだろうか?
 
 戦闘の無い、例えば雪山行軍の技能チャレンジだとしても、斥候したりシェルター作ったり、ペースメイクしたり、同時に作業分担できるよね?
 
 でも、どうしても「技能チャレンジ自体に同時参加したい」みたいだから、そうする為の案を考えてみよう。
 
 あー、くどいけど、DMG読んでないし、プレイでも1回みただけなんで、既存ならゴメンね。
 
・1度の判定に、複数人のチャンレンジを認める。
 援護ではなく、判定人そのものの受け皿を増やす。
 
 例:パスワードと同時に、右の画像の数字を入力してください。
 例:歌って踊る。一人でもいいし、別々にも挑戦できる。曲目の推理という形でも参加できる。
 ああっ女神さま! でもやっていましたが、音楽はパスワードとして優秀です。取り扱いが困難になりますが、めったに解除しないものなら問題も少ないです。
「一音でも外したら失敗するわ。それを30分」
 
 
・上記に制御役を加える。
 彼が制御に成功すると、失敗を結果に反映させない。つまり、ミスをせき止めるために「制御」する人を置く。
 
 例:「待て、押すな!」「左右が逆だ!」など。
 《迎え討ち》があると一度に複数ツッコめるとかどうだろう?
 例:バックコーラスとして参加したり、そのものズバリ指揮者として参加したり。
 ミックミクに……
 
 
・1度の判定に必要な人数を増やす。
 上記は、同じ判定の参加人数を増やす案ですが、これは参加人数ではなく、必要人数を増やします。
 餅つきは、つく役と返す役で二人必要でしょ?
 
 例:技能の他にやることが発生する。
 カギを回すと同時に、踏み板にxxキロ以上の荷重をかけろ=xxダメージ以上を出せ。物理/叩きとか、冷気とか条件付けも様々。
 例:『一坪の海岸線』(ハンターxハンターのGI編)
 そもそも12名以上いないとチャンレンジ開始の条件を満たさない。そのメンバがチーム競技を行えばいい。
 
 
・金庫のかぎ開けなどでも、むりやり戦闘を発生させる。
 
 例:成功しても「第一段階、解除」と鳴くインコが飛びだす。速やかに撃墜せよ。度合いが進むごとに強くなる。
 
 本来の持ち主の視点を持とう。本人ならインコが鳴いても困らないし、インコを黙らせる手段も知っている。
 これで同時に複数のチャレンジが発生するため、ヒマ人が減らせる。
 
 でも、ヒマじゃない人が発生すると、その人の失敗が悪影響になるよね。
 4th Cage では「失敗すると自分だけでなくパーティに迷惑がかかる。だから結果として一人で振る状況が加速している」と言ってるけど、例えばこのインコだったら、他の人の失敗は鍵開けには悪影響にならないワケです。
 
 一時目標と二次目標を作り、二次目標の失敗は一次目標に影響がなければいいワケですね。
 
 もちろん、二次目標の失敗それ自体には、なんらかのペナが出るでしょう。例えば見張りが来てしまうとか。
 くどいようですが、本来の行為者(金庫の持ち主)の視点を持ちましょう。持ち主は見張りがきても困らないのです。
 
 
・冒険野郎マクガイバーを見て、仕事を分担させる。
 PC一人で彼と同じ仕事をするなんて不可能です。
 アイデアの元としてご利用ください。
「考えろ、考えるんだマクガイバー
  
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 まー、アレだよね。
 みんなの嫌いなババ講座。あれに「判定を段階的に行わせて、PCの失敗を回避する」みたいな例があったよね。
 
 アレと同じで、結局のトコ、システムっつーかシナリオっつーか、デザイナは、障害をクリアしてほしいのよ。
 それっぽい言い訳を用意して、段階踏んだり全員参加にしたりして、みんなで参加すりゃいいじゃない。
 失敗させ、殺す気マンマンの昔のダンジョンシナリオとか、悪の秘密組織の「失敗には死を」じゃないんだから、ちょっとのミスでダイナシにすんなよってトコ。
 
 あとまー、なんかロールプレイしづらいとか書いてあったけど、正直技能判定ごとにロールなんてイラネーし、とっかかりも無いのにロールつっても、中身が無くて空しい。
 
 でも、だからって中身を伴なわせると、シナリオっつーか、技能チャレンジ書くほうはもっと大変なんだよね?
 現状でも大変だって言ってるワケだから。
 
 例えば、上の例の物理/叩くなんて条件だとするじゃん。
 部屋の中になぜか金のハンマーがあったら、取っ掛かりになるでしょ? 少なくとも柳生博なら乗ってくれる。
 冷ますなら、揮発性の高い油と手回し扇風機とかね。
 でも、考えるのメンドくせーし、リアルリアリティもうぜぇ。
 
 結局、コストも含めると解決策は無い気がする。
 
 なんつーか、
「モンクで強いPC作ろうとしたら、どんどんモンクレベルが減っていった」みたいな、空しい結果な気がする。
 
※ モンクはヘクスブレードでも可。
 
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 それから、スゲー気になっていたことが一つ。
 
 技能チャレンジって、そんなに多いの?
 4版は3〜4回プレイしたけど、全部あわせて1回しかみたこと無い。
 
 んで、たったアレだけの事のために
「他の人がヒマになるのダメ、イカン」とか言ってるのだろうか?
 
 プレイレポをいくらか見た感じでは、1シナリオに多くても3回?
 普通は1回だよね?
 
 じゃぁ、技能キャラの見せ場でいいじゃん。
 
 これは、やってないからワカラン事なんだろうか。
 識者の意見を求めたい。
 
 
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 なんかこー、4版やる気にならない理由がわかったような気がする。
 
 4版っぽい遊びをするなら、国産ゲーのほうが出来がいいんだ。
 でなきゃ、古いスパロボを延々繰り返し遊んでりゃいい。