ルール談義のしかた

 
 
 2chで、間合いの長い武器で、大型(以上)の敵を攻撃する場合の質問がでて、グダグダし始めた。
 
 こーゆー質問に答える場合、根拠を出さないと話にならない。
 質問する側も、解答側の手間を省くとか、ぶっちゃけ自分が潰し済みの誤解答(少なくとも質問者が誤解答だと思っている解答)を見なくて済むように、自分が考察した範囲を示すべきだ。
 
「xxな理由から迷っている」このように書けば、
「2秒で思考を放棄して他人任せにしました」とは見えないし、その考え自体がミスな場合も訂正してくれるので、二重にお得だ。
 
 だが、こうした質問や解答の知恵は蓄積されにくいし、蓄積されても活用されにくい。
 例えば該当のスレでも「1で注意する」という対策が生まれているけれど、ネットという「新規参入者が次々に入ってくる環境」ではあまり効果がない。
 なぜなら、「1をちゃんと読む」という姿勢を、新規参入者が身につけているとは限らないからだ。
 
 あとまぁ、いつものアレになるが、D&Dのサプリは、追加ルールとかの振りをしたエラッタになっていることが多い。
 
 たしかどっかのエラッタミスリル製のチェインシャツの重さが10でOKって書いてあったよね?
 俺の記憶違いだったらごめん。ただ、これってDMGの書き間違いをそのままOKにしたみたいな内容だったよね?
 
 で、記憶違いでもそうでなくても、その後のサプリで結論が出ている。
 
 自然の種族の防具の一覧を見ると、ちゃっかり12.5になってるんだ。
 また、質問が多かったのだろう対応として、ミスリル鎧の重さカテゴリもしっかり分けられている。
 これでバーバリアンも安心だ。
 
 他は知らんけど、D&Dのゲーム運用において追加サプリは必要だ。
 不明点の明確化やエラッタの機能を持っているから、必要なんだ。
 
 情報格差とかなんとか、言い訳はいくらでも出るだろうけど、
(バキの、アライとアライJrの問答を思い出そう)
 
 全員が全部のサプリを持っていて、
 しかも全員が同様の解釈で理解しているなんて、
 そんな都合のいいことはあり得ない。

 
 そして昔からずっと、
「ルール持ってない人もゲームに参加している」
 サプリどころか、そもそもルルブを持っていなくても、だ。
 
 であれば、各自が自分の使用ルールを説明できる限り、
 誰がどのサプリを持っていようといまいと、問題はない。
 
 サプリはドンドン使おう。
 
 
 ってゆうかね、
 
「一方がサプリのエラッタを知っていて
 一方がサプリのエラッタを知らない」
 
 この状態でルール談義して、かみ合うわけがない。
 根拠を出す。必要かつ当然。
 
 出典を明確にして、根拠をつけて書く。
 これをしようよ。
 
 すぐに Your DM is Always right. を出すバカが居るけど、
 
“Well, your DM is always right,
 but the rules are on your side”
 
“キミのDMは常に正しい。
 しかしルールはキミの味方だ”
 
 後半を無視する、あるいは知らない人も多いが、
 DMへの盲目的な服従を強いるものではない。
 
 全文を出して欲しいものだ。
 
 ま、いつものことだけどD&Dは販売方法やゲームの構造上、
サプリを使ったほうが良くなる。
 
 それはルール談義でも変わらない。