物語を作る、と言う人はどうプレイするの?

 
 
 こんな状況があったとして、物語を作るとか、演技重視の人とやらはどうプレイするのだろうか?
 
 たとえ話で悪いが、野球で言うとこうだ。
 
・9回裏
・3点差
・二死満塁
 
 つまり、一打逆転が可能な状況だ。
 
 俺はの意見を先に言っておくと、ゲームにおいて物語は
「作る」 でなく
「生まれる」 なので
 
 この例で言えば、自分が先攻であろうと後攻であろうと、勝利のためにベストを尽くす、という以外に選択肢は無い。
 
 …あとからギャーギャー言われないように先に言っておくと、この「ベストを尽くす」ってのは…
 
・必ずホームランになるほどヒーローポイント突っ込む
・必ずアウトになるほどヒーローポイント突っ込む
 
 などを含む。
 ヒーローポイントがあるシステムで、
 必要なだけのポイントを残してあるなら、だけどね。
 
 繰り返すが、
 
 俺にとって重要なのはベストを尽くすという事だ。
 
 目的に向かって、ベストと信じる手段をとる。
 
 
 ではテーブルトークを物語を「作る」ゲームだと主張する人たちは、
どんな目的を持ち、どんな手段をベストと信じるのだろう?
 
 物語を「作る」ためなら、わざと三振や四球をするのか?
 物語の出来栄えがよくなるなら、ずっと負け続けられるのか?
 
 つまり、キャラが敗北してもプレイヤは勝利だと感じるのだろうか?
 
 例えば 「赤い手」だとしよう。
 開始時点でほぼ 9回裏二死だ。
 
 エルシア全土が(ひいては世界が)滅亡しても、
 物語が美しく盛り上りさえすれば、プレイヤーの勝利と感じるだろうか?
 
 俺は、どんなに盛り上がっても、滅亡したら勝利とは感じない。
 ザコが全部スポーンで幹部が全部バロールでいいから、
+10LVして再戦したい。負けたら悔しい。
 
「赤い手」で、盛り上げるためにわざと竜魔将の計画を見逃す?
 わざとスパイに情報を与える?
 
 
 教えて欲しい。
 物語を作るとか、演技重視の人とやらはどうプレイするのだろうか?
 
 いや、しているのだろうか。