当世エアガン事情

 
 
 驚いた事に、最近はエアガンが買いにくい。
 単純に、売ってるお店が少ないからだ。
 ヨドバシとビックは全店舗で取り扱わくなっていた。 
 
 新製品はたくさん出ているので、衰退してるワケじゃなさそうだけど……
 でも、高性能高価格が行き過ぎて、手軽に買えない感じ。
 長物なんて3万スタートが基本ぽい。
 
 で、新宿を歩き回って全部外れた次の日にアキバを
巡ってみたところ、新ラジオ会館イエサブで小さく取り扱って
いるのを発見。色々買い込む。
 
 高級? な銀玉でっぽうの、銀弾グロッグ26。
 対象年齢10歳以上。たったの1000円。でもホップアップつき。
 最軽量(0.12)のBB弾を使い、銀玉式に引き金でバネを引いて
撃つかと思いきや、実は空気圧で発射しているらしい。
 
 これはカナリ凄いオススメなトイガンだ。
 第一に安全性が高く、
 第二に安価で、
 第三に使って楽しい。
 
 実は、「引き金を引くだけで連射出来る」トイガンは、
ほぼ全て、強すぎるか、高価か、電源/ガス問題があるのだ。
 
 威力は最重要な問題だ。ケガが怖い。
銀弾は威力は無いがホップのおかげで飛距離が出る。
 代わりに、最軽量の弾しか使えないという制限はあるが、
安全性が高まるからむしろOK。
 
 価格は、普通に1万円以上する。
一番安いPPK/Sでも9980とか、気軽に子供に渡せない。
 
 電池切れは、子供が遊ぶには厄介な問題だ。
充電が8時間とかだから、好きなときに好きなだけ遊べない。
 ガスは、冬が厳しい。
 
 ちなみに、弾道はホップアップのせいで不思議な水平を描く。
なんかこう、よれよれフワフワして頼りないが、
弾自体が軽いせいで、本当に頼りない(笑)
 動画も見たのだが、至近距離(数センチ)から発射して
コピー用紙を貫通しない。
 なんという安全性(笑)
 
 
 次に子供用ゴーグル。それと普通サイズのゴーグル。
 むかし買った22口径(一番小さい実弾)まで耐えられる
シューティングゴーグルは紛失していて、金属メッシュのマスクつき
しか手元に無かったのだ。
 ちなみに、耐久性実験の動画を見て選んだ。
 
 昔は運動エネルギー0.4ジュールまでの規制があったが、今では
0.99ジュール(1J未満)らしい。つまり2.5倍のパワーアップだ。
 このパワーでホップアップが付いてるとなると、
飛距離はトンでもない事になるんじゃないだろうか?
 
※ 1J近いのは一部の長物だけで、ハンドガンタイプだと
0.6〜0.7が精一杯らしい?
 
※ 運動エネルギーは弾丸の重量で変わる。E=MC2 だからね。
 例えばメーカーが推奨するBB弾で0.99Jだとして、
同じ銃でより重いBB弾に変えると、1Jを超えたりる。
 ガスはもちろん電動ですら、気温で威力が変わる。
 だから、実際に限界の0.99Jになるようなトイガンは無いハズ。
 
 ある種の組み合わせでそうなる(なっちゃう)可能性は、
ごくわずかにあるだろうけどね。
 
 
 最後に、ガスガン用のガス。
 フロンは規制が厳しいので成分が変わったんだそうな。
 
 これだけ買っても3400円くらいだったので、銀弾をもう一丁
買ってもよかったかな?
 
 
 しかしアレだ。
 猫も杓子も振動つきらしいが、正直、ブローバックすら
不要だと思ってる俺は少数派なんだろうか。
 電気やガスを余計に食うし、ブレるし、うるさい。
 標的に命中させる上ではマイナスしかないのに、
何でそんな機能つけんの?
 
 
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 ところで、マルイのエアコッキングのグロッグ17Lで0.2gの
弾を撃ったら、驚くほど真っすぐ飛んだ。
 比較に往年の名銃、MGCの93Rを使ったんだが、最終的な集弾以外、
ほぼ遜色ない。
 ちなみに価格は10倍ほど。
 
 すげー、ホップアップすげー。
 
 えっと、
 
・ブローバックしない
・ガスガン
・ホップアップあり
 
 この条件で安いの無いかね?
 あるいは、後付けでホップアップに改造する方法。
 高威力化と違って、ダメじゃないはずなんだけど…