備忘録

 
 下に貼り付けたのはニュースのコピペ。
 この手の技術的ブレイクスルーで一番ワクワクするのは、
ソレによって何が出来るか、変わるかを考えるコトだと思う。
 
 現行のジャンボとか航空機は、重たい燃料を何十トンも積んで、
それを燃やしてた(消費してた)ワケだけど、下記の小型融合炉なら、
(トラックを詰める程度の大型機なら)壊れるまで飛び続けられる
ワケで、トータルで考えれば大きなプラスだろう。
 
 まぁ、プロペラ機だと遅いだろうけど。
 
 速度はともかく、ほぼ燃料切れしないと考えていいわけだから、
デカいプロペラを沢山付けてアヴェンジャーズの空中空母だって
実現不可能じゃなくなる(強度は気にするな)。
 コレは頭悪くていいかも。
 
 おや、二重反転ローターってあんま良くないのか。コレは意外。
精度っつーか複雑化からの大型化と整備性の悪化ねぇ。

 あー、船もそうか。恩恵大きいな。
 むむ? 超伝導推進は…… ダメだったのか。
 
 っていうか、化石燃料っつーか、内燃機関のエネルギー効率って
たしか20〜30%くらいで、作ったエネルギーの大半は熱や音になり、
滅茶苦茶非効率なハズ。何しろ爆発させてるワケだし。
 
 って、あれ? バイオエタノール、お先真っ暗?
 大量消費するアテが1つ、ごっそり消えたっぽい?
 
 いや、なんぼ融合炉でも自家用車レベルに小型化するのは
遠いだろうから、それまではいいのか?
 
 うう〜〜ん、妄想がはかどる。
 
 以下引用だが、なんだっけな、アメリカの天才高校生
(中学生だったか?)が発表したヤツと同じじゃね?
 買い取ったのか?
 
 ****

ロッキード、10年以内に小型核融合炉実用化へ
ロイター 2014/10/16 13:24 ロイター
[ワシントン 15日 ロイター] - 米航空防衛機器大手ロッキード・マーチン<LMT.N>は15日、核融合エネルギー装置の開発において技術面の画期的進展(ブレークスルー)があり、10年以内にトラックに搭載可能な小型の核融合炉を実用化できると発表した。

開発チームを率いるトム・マクガイア氏は記者団に対して、これまでの作業を通じて出力が100メガワット(MW)で、現在存在するものより約10倍小さく大型トラックの後部に入れられるほどの核融合炉が製造できるめどが立ったと説明した。

ロッキードは、1年ほどで設計やテストなどを終えて5年以内に試作品を作り、10年で実用の核融合炉を生産できるはずだとの見通しを示した。

核融合エネルギーは科学者がずっと有望な分野とみなしてきたが、現在まで実用可能な動力システムは生み出されていない。

ロッキードによると、小型の核融合炉は、重水素(デュートリウム)と三重水素トリチウム)の融合反応を利用したもので、同量の化石燃料の約1000万倍ものエネルギーを生み出せるため、石炭火力発電よりもずっとエネルギー効率が高まる。また将来的には別の物質を使って、放射性廃棄物を完全になくせる可能性もあるという。

マクガイア氏は、ロッキードが開発に関していくつかの特許を申請中であるとともに、学界や産業界、政府の研究者などを対象に今後の協力相手を探していることも明らかにした。

小型核融合炉は、この先米海軍艦艇が使える可能性があり、そうなれば他の燃料がいらなくなって補給面の課題が解消できる。米海軍では潜水艦や航空母艦が核動力式となっているが、搭載しているのは核分裂反応を利用した大型原子炉で、定期的な交換が必要だ。