06

 
 
 GWで休んだ分を取り戻さないとな。
 つーか、月末にはもう冒険者大全だよ。
 サプリの出版にレビューが追いつかないってどんな状態だ。
 
 
 二丁ワンド:1 ネタ専用
 術者LV5(ワンド作製の前提)とかある人が二刀流を取るってありえないよね。レンジャーとかですか?
 ありえる可能性としては、レンジャー呪文の巻物やワンドを作るようになった、引退した老レンジャーとか、職業的ワンド作製工房の人たち?
 冒険に出る人は取らなくていいから。
 ワンドを二刀流しても経費がかさむだけだから。
 とにかくPCでとっちゃダメダメね。トゥルーストライクして遠隔接触とか考えても、それでもまだネタLVなんで、充分気をつけましょうね。
 
 
 秘術呪文準備:2
 何かどうしてもやりたい事があり、それがとても有効なら考えるけど…
 ぶっちゃけ、思いつかない。
 非常に限定的なレギュレーションと運用でプレイしない限り、とる意味はないと思う。
 
 
 非常用呪文作製:3くらい NPC向け
 効果は有益だが、巧妙な条件を考えなければいけない。
 139ページの例文にあるとおり、例え死体になっても条件さえ満たせば発動するので、工夫のし甲斐はあるのだが…
 実戦での使用例がほしいなぁ。誰か使った事のある人、いないですか?
 今のところは、自分のキャラにどう活かすかを考えるのが精一杯。
 
 
 北方の魂を持つ者:1NPC向けシリーズ
 ちょっと寂しいラインナップ。これでは北方の人は嬉しくない。
 屍都に生まれし者や洞察する者に比べると、内容的にもシナリオへの活用的にも弱い。ホントに数あわせって感じかな?
 
 
☆ 次の3つは、いずれも術者LVが下がる特技です。
  オカルトスレイヤーが取ると、魔法を跳ね返す際の術者LVが落ちるので気をつけましょう。
 
 
 魔道師退治:5
 超問題児。このサプリが「ウイザード用」ではなく「ウイザード虐め用」と言われる原因その1。
 前衛だったらいいから黙って取れ。悪魔に魂を売ってでも間合いを広げるのだ。
 エラッタで、間合いに入ると感知される事になった。
 ってかね、コレ持った前衛に接近されたら術者はほぼ終わり。詰み。死んだも同然。
 それだけじゃなくSTまで+1してくれるのだから文句のつけようがない。
 
 
 魔法的視認困難無視:5
 最悪の問題児。
 透明化ですら、いま居るマスを特定してしまえば「魔法による視認困難を無視できる」から、普通に攻撃ができるようになるのだ。
 
注:マスの特定は攻撃をする上で必須ですから省略できません。
 
 マジで、透明化してさえ前衛を出し抜けない今日この頃ですよ。この厳しい時代をどう生き抜きますか?!
 セント(鋭敏臭覚)持ちとかだと5ft以内は自動的に特定できてしまうから、これからの戦士は何とかして知覚を強化するのが必須ですね。
 マンガ的表現でよくあるシーンを再現するにも必須。
 ハッ、曲者! とか言いつつ何も無い場所を斬ると、穏行したニンジャが叩き斬られて倒れるワケですな。
 
 
 魔法的防御貫通:5
 これも最悪。なんつーか、このサプリ最悪が多いよ。
 ACが上がる魔法が 「即刻、自動的に全て解呪される」 とか書かれると、もうどうしようもないですよね。明確に書くのはいいけどやり過ぎ。
 呪文の効果で直接ACが上がる場合、それがその呪文の本来の狙いでないとしても解呪されてしまいます。ですからヘイストも解呪されます。
 解呪されないのは、例えば敏捷の能力値を上げた場合は解呪されません。間接的にACが上がっていますが、あくまで能力値を上げる呪文であって、呪文自体はACを上げていないからです。
 
 
 魔法の手を持つ者:1 NPC向けシリーズ
 これも弱いなー。何が弱いって実用性もネタパワーも弱い。PCで取ったら死刑モノだね。
 
 
 モイルの黒き秘伝:3
 少々の料金で割りと大きな効果を得られる。
 呪文レベルが変わらないので、他の呪文修正特技を組み合わせてけっこう酷い事ができるのだ。
 例えば、呪文LV上昇と即時 威力最大化を組み合わせたフレイミングスフィアは、5LVではあるものの持続的に30ダメージを与えるわけだ。経費は僅か75gpだからお得感が強い。
 もう一つのポイントは、使い勝手の良さだ。
 とりあえずモイルの黒き秘伝を適用し、必要に応じて好きな強さの触媒を使えるのだ。これは例文から明らか。
 このような「とりあえずやっておいてその場で調整可能」というのはプレイの上でかなり楽しいのでぜひ一度お試しあれ。
 
 
 妖術追加:不明
 ウォーロックの使い勝手が良く分からないのでパス。
 全ての妖術をよく研究すれば、かなりいい結果が得られるのだろうが…
 ウォーロックは弾切れしないのでソーサラーやサイオンが類似の特技で呪文やパワーを増やすよりも少しお得なはずだ。
 
 
 夜の妖かしの者:1 NPC向けシリーズ
 これは手品師専用だ。かっこいい名前と内容がアンマッチ過ぎる。
 これもPCが取ったら死刑。
 
 
 ワンド酷使:1 ネタ過ぎる
 一度だけ、この特技を持ったキャラを見たことがある。
 DACの海洋卓のサンプルソーサラーが持っていて、これでマジックミサイルを2発ずつ撃っていたのだ。
 しかし、自分でワンド作製のフィートを持っていなければならないとは厳しいなぁ。
 正直、マジックミサイル以外じゃ意味がないよね? なに、アシッドアロー(要するにMMじゃん)? それともサモンモンスター1?
 何かすごい使い道があるなら考えるけど、MMだけじゃなぁ…
 
 
 ワンド打撃:1 意味不明
 殴ると同時にワンドの内容を喰らわせる。つまり、上記のワンド酷使と組み合わせれば、3チャージ使ってマジックミサイル2本と1d6ダメージを与えられるわけだ。
 …フィート二個と経費突っ込んでそれですか…