PPP シャックルド・シティ

 
 
 このプレイの前回は、5/6です。
 
 今回の参加者は… からくりさんのトコを見てもらった方が正確だな。
 簡単に書いておくとこんな感じ。
 
・修羅グリーン(クレリック
・修羅ドラゴン(F6/PW1 ドラゴンボーン)
・ミステリーなグレイエルフ
クンフージーニアスモンク・ネクロマンシードメインウイザード・スワッシュバックラー)
・チャンピオンなフェイアエル
(レンジャ・ババ・スワッシュバックラ・ワイルドランナ・チャンピオン)
歴史学者なファイアエルフ(W6/O-G2)
 
 名前は上から、THE-Zough、ディラン、ルスパー、アルフラート、キネス。
 6.7.7.8.8LVだったかな。
 
 最初は、一ヶ月の時間の使い方から。
 ルスパーのPLさんから、チームワークのチェックリストが回ってきて、みんなのスキル状況を確認した結果、2週間使ってスペルキャスター・ガーディアンの訓練を積む。
 キネスは巻物作製に充てた。初めてクラフトポイントを使ってみました。
 
 今回から第五話で、推奨LVは8らしいです。
 では、ここから先は隠しましょう。
 
 
 
 
 前回のラストで語られたとおり、入市税が上がったり、理論の飛躍で傭兵団が雇われたりして、コールドロン市はなんだか不穏な情勢に。
 入市税くらいは構わないが、持てる者 ―― 冒険者 ―― 向けの増税は特に厳しく、その手のアイテムが軒並み10%アップという話が布告官から告げられる。
 今はゲーム内時間で年末。日本風に言えば大晦日と正月の間だ。
(グレイホークは、3ヶ月+フェスティバル週が4回で一年らしい。お祭りと新年はどちらが先かちょっと知らない)。
 
 とにかく、税制の審議会はまだ最終段階で、未定状態らしい。
 増税も、大方の決定と言うだけで、まだ正式決定ではないらしいのだ。
 でも、既に傭兵団は警備として仕事を始めているし、入市税もあがってるよなぁ?
 
 とにかく、今のうちにと買い物に走るPC一同。新・メイジアーマー同盟(アルフ・ルスパー・キネス)は共同出資してメイジアーマーのワンドを購入。
 その他、細々とした情報収集など行うも、めぼしい情報は入らなかった。
 
 この時点での収穫はこんな感じ。
 
・例のウイザードにして商人のモーヴさんが、増税に対して抗議デモを開く。
 
・傭兵団を雇ったのは市議会議員のバラントゥル卿だという事(彼は大酒のみ大会のディフェンディングチャンピオンで、前回のシナリオ(第四話)の行方不明ドワーフ関連でのパイプ役でもある)。ハーフエルフが、ハーフオークメインの傭兵団を雇うって一体…
 
・現行の警備体制には全く変化もお咎めも無い。新規雇用するなら何かあって然るべきだが…?
 
・傭兵団のボスはブルーデュークと名乗るLサイズの人間で(彼以外はほぼ全てハーフオークらしい)、身長9ftに加え、空中浮遊1ftで、身の丈10ft状態だそうだ。グレソ持ちでキャスターらしい。
 
・前回の報酬の一部である会員制クラブの会員権(券)は、美人秘書さんが行方不明になったため、まだ受け取っていない。
 
 
 情報収集など、それぞれの方法で時間をつぶし、とりあえずデモを見物に集まる一行。
 
 市庁舎前のお立ち台に上がり、理不尽な警備の導入による増税に反対するモーヴさん。
 その中で注意を引いたのはこれ。
 
・今回の傭兵団の雇用には不透明な分が多い。
・コールドロン市の決議に関して、市創設時のメンバ(及びその子孫)には異議を唱えて決闘を申し込む権利がある。
・この権利(決闘の申し込み)が、カスバートのパラディンによって行使されたが、スルーされた。
・正確には、パラディンがポゼッションされているとして却下し、経緯を公開しなかった。
 
 とまぁ、結構興味深い展開だったのだが、トラブルの発生によりこれ以上続けられる事は無かった。
 
 群衆の一人が警備のハーフオーク(例の傭兵団が仕事として配備されていた)を暗殺。困った事にスニークダイスを5個も振るアサシンだ。しかも二名。
 片方は偶然助かったが、もう片方は当然ながら即死。
 パニックを起こした群集はスォームとして扱われ、手の付けられない状態に。
 しかも、何を考えたのか市庁舎の窓からはアーチャーが4人も顔を出し、こう言ったわけです。
「暴動の首謀者、モーヴを射殺せよ」
 いや、いきなり射殺はやりすぎだから。
 
 そんなこんなでトラブルが山ほど起こったが、パーティは色々苦労してスォームと化した群集を無力化し、モーヴさんはディメンションドアで脱出を果たした。
 この際、PCに合流の手段を教えてれる。ってか、普通に地元に帰っただけだが(彼は元々近くの村の商人です)。
 
 さて。こんな騒ぎが起こったので、今夜は夜間外出禁止令が出されます。
 とりあえず、使い魔のラットをモーブさんの店に派遣して、動きがあったらリンクで知らせるようにしたのですが…
 騒ぎは全く別の場所で起こります。
 
 真夜中ちょうどくらいに、火事を告げる鐘? が鳴り響き、市の中央付近(このコールドロン市では中央ほど貧者が暮らします)の建物が燃えています。
 とにかく急いで現場まで行ってみると、ムービーシーンに切り替わります。
 
 焼けているのは、傭兵団の宿舎になった安宿。その中から現れたのは、逃げ出してくる傭兵だけではなかった。
 そう、2体のヒュージ・ファイア・エレメンタルがいたのである。
 近隣住民のバケツリレー(湖まで200m程度)も、モンスターの登場で一時中止。
 かくして熱い戦闘がはじまったのですが…
 
 戦闘の終盤にブルーデュークがあわられ、なんとコーン・オブ・コールドを使います。
 これにはPL一同激します。
「ヤツに美味しいところを持っていかせるな」(笑)
 
 まぁ、そんなこんなで戦闘は終わったのですが、どさくさに紛れてヤジっていた不審人物を捕らえたワケです。
 この不審人物は、なんと第一話の第一回で登場した悪徳警官。ずいぶん懐かしい人だなぁ。
 
 彼に大金(夜逃げ予算400gp)を払って聞き出したところ、ラストラフはこの元警官にヤジるように(朝の時点で)指示を下していたのです。
 
 ちなみに、アルフが火界語を聞き取った感じでは、エレメンタルはどうにも呼び出されたらしい。
 ラストラフは「もっとやるべき仕事があるから」とか「ザコは後でいいから」とか、そーゆー理由で公安から無視されていた弱小組織なんですが、第三話のシナリオ(ワンド身代金事件)でPCが活躍した事により、相対的に勢力が増していたらしいのです。
 もしかしたら、それ以前のバグベアのチーマー事件を解決してしまった事も関係があるのかもしれません。
 
 ちなみに、モーヴ商店には朝まで何も無く、朝になってからようやく人が来たという程度でした。
 翌日は朝から色々動きます。
 カスバート神殿では、行方不明(帰りが遅れているだけで、まだ事件とは確定していない)のパラディンの私物から奇妙な石版が出てくる。
 何がしかの遺物らしいが、裏はメモ用紙にされてしまっている(ジャイアントが鉄芯で書いたらしい)それを読むと、表の方はスペルウイーバー帝国の何かで、裏面のメモはコールドロン周辺のマップと注釈。
 驚いた事にアレックス(パラディンの名前。アレックス・パーシバルだったと思う)は巨人語が読めるらしい。
 チャンピオン(代理戦士)じゃなくて、ホントにアリストクラート(貴族階級)の出だったのね。
 
 でも、カスバートのパラディンが猛突撃取って「デーモンぶっ殺して修行するぜヒャッホウ!」的な振る舞いはどうかと思う。
 そんな事をし過ぎて行方不明扱いになってるわけだし。
 
 とりあえずわかっている事は、このパラディンを生きたまま連れて還れば5000gp出るということだ。ポゼッションされていようがいまいが。
 
 それと、モーヴさんの所にも一応寄っておこう。どうせ数時間の近場だしね。
 そんなワケで、石版の裏のメモ(実際にはマップ)的にも都合がいいので、モーヴさんの所へ向かう事に。もちろん、最終目標はアレックスの捜索だ。
 この一ヶ月でそれなりに巻物作製したし、更生資金として400も払ったから、結構財政が厳しいのだ。
 冒険者大全で見かけたアイテムに、いくつか欲しいのあるし。
 
 とりあえず、村に到着。近いからトラブルは無し。
 
 驚いた事に、この村は充分な厚さと高さの城壁が二重に張り巡らせてあり、二本の川で区切られ、まるでいっぱしの城塞都市のようになっています。
 聞いていた話とは大違いの状況に驚くも、過疎化が進んで、キャパをかなり下回る住人しかいないと利かされて納得します。
 赤毛の工夫亭で例の合言葉を言うと、宿の奥に通される。
 
 ここでは村の来歴とかを色々聞かされる。
 ロードス的に言うと、モーヴさん不幸! かなぁ?
 
 例の石版のスペルウイーバー帝国の色々(固定式ではなく、行き先自由のゲートを作ろうとしてアビスにつなげてしまって滅亡したとか)、面白かったんですが…
 う〜ん、貴重な情報ではあるけど、なんかこー、直接的に役立つのか、いまいち不明。
 もちろん、マップ的な意味では地元住民の皆さんの意見が聞けて助かりましたけどね。
 
 とにかく、マップに従って、パラディンが修行していると言う地獄の入り口(すげー表現だが、単なる事実なんだよなー)まで行く事に。
 
 ワンダリングなどの描写は省くが、小さいとは言えグリーンドラゴンが3体も出るのは勘弁だ。
 レジストエナジー・マスが無かったらかなりイヤ〜ンな事態だぞと。
 マキシマイズ・ファイアボールが無くても大変だぞと。
 
 見張り役のスチーム・メフィットにアッチッチ攻撃をされて落下したり、変な新素材の防腐機能付き通路(チューブ)とかを通って、出た先で色々と仕掛けと敵を倒したところで今回は終了。
 のぞき窓から石を投げる姑息なジャイアントだった。追ったらエティンが3体もいた。みたいなー。
 
 ちなみに、アルフとキネスは9LVになり、その他のメンバも1LVずつ上がったと思われる。
 ロープトリックで休憩するので、次回は地獄の入り口からですね。
 
 うわー、文字にするとすげー定番だよなー。
 
 NGワード:パラディン・イン・ヘル