引っ張りすぎイクナイ

 
 
 どこぞのコピー忍者も引っ張りすぎは良くないといってるので、前回の続きなど。
 
「お前らはうじ虫だ!
 だがここを出るときにはM1カービンを分解整備できるうじ虫になっているっ!」
 
 こんな姿勢では誰もついてこない。
 これはほえほえさんのコメントにある通りです。
 ですから、先に答えを教えてしまう。
 もっと言えば問題(試練/手続き/苦行 etcetc…)でなくしてしまう。
 
 それで出てきたのが「スキルは最大に」という答えなワケです。
 問題として成立する前に、回答を与えてしまう。その一例としてのスキル最大値。こーゆーことです。
 
 手間が省けてウマー。これを狙ってるワケです。
 私の主張は、昔ながらのスパルタ式などではなく、先に答えを渡して楽をさせようというものです。
 
 長々と続いている文章は、答えを使わなかった場合のリスクを書いてるわけです。こんな風に苦労しますよと。
 
 私の文章構成が悪いせいで、昔ながらのスパルタ式を推奨しているように見えてしまったら、それは訂正します。
 
 
 ちなみに、この考え(スパルタ式を止めて、楽しみだけを与える方針)を進めすぎると…
「結果だけ与えてやれ」
「どんな妄想も倍返し・百倍返しで何でも叶えてやれ」
「そもそもルルブ買ってゲームする手間を省け」
「人と集まる手間を省け」
「自分が指一本動かさなくとも、周囲が自発的に集まって、自分を敬い・讃える状況にしろ」
 
 このように、北の大将軍様まで行き着くので程度を考えましょう。
 
 スポーツとスポーツ観戦は違うという事ですね。
 分水稜はここです。
 
 ゲームの過程にある手間、それ自体を減らす。残ったわずかな手間へ対応も、楽になるように手助けをする。
 でも、そもそもゲームをしないとなると、それは話が変わると。
 スポーツをするのと、スポーツ観戦をするのは違う事です。
 
 
 それと、ここを読んでいるような人の多くは最近の国産ゲーを遊んでいないと思われますが( Tirthikaさん=鯛足烏賊さんは色々遊ばれているようですが)、NOVA的な神業ドカ〜〜ンのゲームも、苦労や手間無しに遊ばれているわけではないですよ?
 ちょっと、見下しすぎていませんか?
(出来が悪いとかそういう不備は多々ありますが、ソレはソレとして手間も苦労もかかります)。

 #話は逸れますが、トム・オブ・ホラー挑戦中の方は、コメント欄のリンクからTirthikaさんのブログへ飛ばないようにご注意ください。あちらでも攻略中のようです。
 
 
 こち亀両さんが言っていましたが「マンガは文字が多いから面倒だ」という小学生がいたそうな。
 彼が「息をするのもメンドクセー」と言い出さないことを祈るのみです。
 
 
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 とりあえず、内容に付いては一段落付いた気がするので次へ。
 
 答えを直接的に与える対象は、次のような人を考えています。
 
「ここを出るときになってもM1カービンを分解整備できないうじ虫」
 
 真っ当な社会生活を送れる / 送っている人ならば、詩人さんがコメントで言ったように「D&Dは怖い」などと言わなくなるわけです。
 そーゆー人たちは「M1カービンを分解整備できるうじ虫」なんですね。
 普通はそうなる。
 
 ですから、詩人さんの意見とは前提が全く違うわけです。
 ま、どれも平等に価値はないけど。
 
 それと、出目についてですが、我々人類は理論値に近づくほどダイスを振らないので、運用から言って面数が多い方が特定の値は出にくいです。
 
 人生において食事の回数に限りがあるのと同じように、ダイスを振る数にも限りがある。
 ダイスを2回しか振らないなら、2面と20面で最大値が出る可能性が高いのはどちらか? 一個人が直面する現実ってのは、理論値ではない。意味がない。
 オトナなら、ゲームできるのはせいぜい月に1回か、3ヶ月に2回程度ですよね? その中で何回ダイスを振るだろうか?
 年に50ゲームする私が、その半分以上一緒にゲームしている詩人さんに言ってみるテスト。
 
 それと、リアルで私や詩人さんに会わない方々に、ちょっとした追加情報を。
 詩人さんは20面を偏愛していて、ダイスにこだわりがあって、20面を振ること自体が大好きで、さらには20面を振らないってコトに吐き気を催すほどの嫌悪を抱いていて、20面を振らなくなる呪文を嫌うと公然言っていて、愛用の赤箱20面をなくしたらもう一生ゲームしないといっていて、「20なんて7回も振ればでますよ」と素で言っていて、20面に飽きたらず6面を振るのをサドンマキシマイズで省略する事すら嫌い、そしてブログの日記からも明らかなように職業プログラマであり、レトリック推理小説を好む人物です。
 
 順序だてて物事を考える専門家で、レトリックを愛好する人が、理論値を持ち出して普段の言動と正反対の事を言っているのは…
 
 ん〜〜、何かの引っ掛けですか?
 それともこれが「プログラマ・ジョーク」なんでしょうか?