U10シニア 最新版? ゲット

 
 
 今回は、エアガンの事が分からないとまったく意味不な内容…… のハズ。
 3/30のASGKショーでU10シニアを入手したので、その紹介です。
 
 ……その紹介、第一回目です。
 
 今回は、パーツ検証と、近距離での射撃結果です。
 
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 まずはタイトルですが、これは文字通りの意味です。
 YOUTUBEなどの紹介動画のU10シニアと、今回入手したU10では、
細部の違いが多いのです。
 
 外見パーツもマガジンも変わっていますが、
 最大の焦点は「鬼ホップ」の改善度合いです。
 
 それでは、30年以上前のモデル、スーパー9と比較しつつ、
新しいバージョンのU10シニアを見ていきましょう。

 
 おおっと、検索用にワードを……
 
クラウンモデル U10シニア
スーパーライフル U10 シニア レビュー
スーパー9 SS9000 UX-スーパー9
 
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 全体の長さを比較します。
 上がU10、下がスーパー9です。
 

 
 スーパー9のストック後端に灰色の部分がありますが、
これは私の体格にあわせてスペーサーをかませたものです。
 
 トリガーの位置とストック後端の位置を比べると分かりますが、
U10シニアは元々のスーパー9より、かなり長くなっています。
 また、U10のストックエンドはゴム製です。硬いプラ製とは大違いです。
 
 さらに言うと、YOUTUBEなどで見るストックエンドと、形が違うような
気がしないでもない。まぁ、これは無いかな。気のせいだろ。
 
 次に、グリップ周りの比較です。
 

 
 下のスーパー9は、まるで拳銃のような縦型のグリップですが、
上のU10は流れるよな、クラシカルなライフルのグリップです。
 
 正直な話、握った感触だけはスーパー9が上です。力が入りやすい。
 ですが、射撃に適しているのはU10です。
 
 引き金を引く際の、手の力の入り方というか、
位置や指の掛かりが、U10の方が良くなるのです。
 
 これは、VSRなどのガチなスナイパーライフルもこの形状ですから、
比べてみるのも良いでしょう。
 
 次は、新型のマガジンです。
 


 
 画像が悪くて申し訳ないですが、
マガジンの、BB弾を流し込む穴の位置が変わっているのが分かるでしょうか?
 BB弾を押すスプリングと同じ面に、スリットを広げてBB弾を入れられる
ようにした部分があるのです。
 従来型はこの面ではなく、上部に穴が開いていました。
 

 
 このように、スコープなどを乗せると、従来型のマガジンでは
BB弾を入れられないのです。
 マガジンに弾を入れられないってどうよ?
 
 YOUTUBEなどのU10紹介動画で確認しましたが、それらは全て従来型であり、
今回入手したU10とは異なるものでした。
 
 まぁ、エアガンから離れて久しいので、よく知られた事かもですが……
 
 次は、バレルの長さ比較です。
 

 
 実はスーパー9のバレルは交換してあり、これでも本来より長いのです。
 U10のバレルは相当長いといわざるを得ません。
 
 ホップが進化した現代では、ロングバレルイコール高性能とは言えませんが、
スーパー9世代には、これは強烈なアピールポイントです。
 
 次はトリガー。
  
 この、火縄銃かよっ! と言いたくなるようなシンプルな形状は、
実際に撃ってみると、かなり良いです。
 グリップの形状とあいまって、銃本体を変に動かさないというか、
ブレを出さない感じなんですね。
 
 ただ、欲を言えば、VSRのように傾いた状態だとなお良かったですね。
 指の掛かりが深くなり、体感的に、軽く引けるからです。
 
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 次は、ちょっと目先を変えて改造防止について。
 
 スーパー9は、その構造上、ボルトエンドを外すと簡単に中身を取り出せ、
いじりたい放題になっていました。
 U10では、恐れ入ったことに、ボルトエンドを留めるネジの頭をぶった切ったようです。
 
 ケンシロウではありませんが、ネジ頭がなければドライバーが挿せないか、ですな。
 
 ボルトの内側をのぞいて見ても、なんとも分解しにくそうになっています。
 ってか、撃った感じ、普通に初速80くらいはでてそうなんで、改造不要っぽい。
 
 YOUTUBEだと、箱だし、0.25で85くらいだったから、0.2なら90超えるんじゃね?
 
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 次は、ホップチャンバーについて。 今回、最大の山場ですな。
 


 
 上が、ホップ最小(これ以上ゆるくできない)で、
 下はホップ最大です。
 
 ネット上のレビューでは、箱だしだと鬼のようにホップが掛かっていて、
0.2など撃とうものならロケットのように急上昇していくとか……
 あるいは、掛かりすぎるのでホップパッキンをきったら失敗したとか、
 とにかく、いい話は聞けない状態です。
 
 でも、上記の画像の通り、最小の状態だと、そんなひどくないですよね?
 
 少なくとも、手元のマルイのエアガンのホップに比べて
極端に出っ張っているという事はありません。
 もちろん、ホップ最大だと論外な状態ですが(おそらく、BB弾が発射できないレベル)。
 
 これまで見たU10のレビューでは、ホップ最小でも、上記の画像の
中間くらいの出っ張りがあったように見えます。
 
 マガジンと同じように、ここも変更されたんじゃないかなぁ、と思っております。
 
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 最後に、近距離での射撃結果。
 
 シッティング(椅子)、レスト有り。室内4メートル。0.2g付属の無名BB弾。
 9点圏の直径、3.5センチ。5発。
 照準器:付属のピープサイト
 

 
 一発だけ左下に外しているが、この一枚だけ、裸眼で射撃している。
 残りは全て眼鏡着用。
 

 
 う〜〜ん、このブログの悪癖で、残りの射撃結果が貼り付けられない。
 
 後三枚あるが、全て3.5センチの9点圏に収まっている。
 まぁ、上記の射撃条件だと、当然なんだけどね。
 
 あー、MMSでも行って、20mで試射したい。
 
 いまは、デカいスコープとかVショーで買った2000円のドットサイトとかで
サイト合わせして遊んでいます。