カスタムを注文してみた
表題どおりで、約1万円のコース。
一つ目は「ベーシックカスタム」で、約6000円。
これでなんと初速95にするとの事。
店頭の店員は(ノビタ似だったのが不安)スプリングと
ピストンを変えると言っていたが、ドンだけ強化する気だろう?
注:ホップが登場して以来、初速神話は幻想となった。
旧来のエアガンで飛距離を伸ばす方法は初速アップのみだったが
(物理法則に従い、初速が上がれば落下するまでの距離=飛距離 が伸びる)、
ホップが登場した現代では「距離にあわせた調整」こそが本質である。
前回の日記でも書いたが、ホップが掛かりすぎれば、
40m先の等身大の胴を狙って頭上を通り過ぎてしまうのだ。
だから、当てたい距離(位置)に合わせた調整こそが重要なのだ。
また、改正銃刀法のからみで、1ジュールというか、
0.989ジュール以上はタイーホとなるので、初速は98以下に
しなければならない。
(厳密には、99だと0.98なのでOK。98だと0.96.
だが、小数点以下 第三位でセーフとかねぇよ。
機器の誤差の範囲でタイーホなんだしよ)。
つまり、95にすると言ったからには、95以上98以下に
するってことだ。
そんな微妙な調整、ホントにできんの?
でもまぁ、俺は初速神話の信者なんで、考えなしに依頼しました。
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二つ目は「ロングヒットチャンバーカスタム」
いわゆる「長掛けホップ」だ。約4000円。
ホップアップは、現在主流のマルイ式だと、
マガジンから受け取った弾を受け止めるチャンバー(薬室)に
ホップの突起がある(らしい)。
つまり、発射と同時にホップ回転が掛かるわけだ。
同時というか、そもそもホップ回転が掛かる状態で
推進力(空気)を受け、発射されるので、ロス(損失)が
最小なわけだ。理論的な最小値と言っても良いだろう。
これがU10のような「つまづきホップ」だと、
まず発射してからホップ回転を与える突起にぶつかるので、
障害物に当たってエネルギーのロス(損失)が生じるのだ。
で、「長掛けホップ」が何かというと……
ホップの突起が、長い。
コレだけ。
いや、理屈を説明すると長いのだが……
弱くて長い突起(というか面)でホップを掛けることにより、
エネルギーロスが小さい状態で、より強いホップ回転を
与えられるということです。
この際重い弾を使うことで、
・発射直後は、推進力がホップの上昇力に勝り、上昇しすぎない。
・中盤では、重力とホップの上昇力が相殺し、上昇が緩やか。
・終盤では、軽い弾に比して空気を押しのける力が強く、
強く掛かったホップの上昇力が残っているので、下降が緩やか。
結果的に、直進に近い状態が長続きするという仕組みです。
とは言うものの、実際にはこんな軌道を描きます。
的 へ―― 銃
通常のホップと長掛けホップの違いは、へ の字の開き具合ですね。
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今回カスタムを依頼したM16A1は、新古品を1万円で買ったもの。
カスタム料金がほぼ1万円。店舗までの交通費が2000円。
完成後は代引き輸送なので、手数料込み(おそらく)2000円程度。
ストックと、ハンドガード内部の錘は外してあるけど、
長くて重いから、送料はそれなりにかかるだろう。
期間は、約一ヶ月との事。
総計24000円くらいで、つまり定価くらいだ。
定価で、初速95の長掛けホップが手に入るなら、勝ち組だろう。
もし理屈(宣伝)通りの性能が出るなら、最新の65000円クラスを
上回る、超高性能アイテムの誕生だ。
いや、軽いし無駄な反動もないから、それ以上かも。
さー、どんな結果が待っていることやら。
モケイパドックさん、お願いしますよ。
P.S.
京葉高速鉄道ってなんなの?!
5駅で片道500円とか、ありえないでしょ?!!
公共交通機関でこの金額は、国に訴え出るレベル。
観光路線のゆりかもめですら、新橋から国際展示場前の
10駅で381円なんだよ。
途中に大学(xx大学前)もある生活路線でコレとか、
マジキチだろ。