Pluto二巻購入

 浦沢直樹版のPluto二巻が出ていたので購入。
 非常に面白い。昔読んだ知っているストーリーなのに、視点とカメラワークで初見であるかのように楽しめる。しかし、それでも驚かされるのは SF的なギミック(鑑識課など)が色褪せていない事だ。
 例えば仮想的に建物を再現する手法はナンバー7の時点で、つまり1961年の時点で使われている。もちろん、描画的な意味合いでは今ほど洗練されていないにせよ、実に45年前のギミックだというのに!
 まぁ、ナンバー7では東京タワー周辺を映写していたが、要する技術と見せた相手に必要な情報を逆算すると、今回鑑識課で使っていた技術や意味合いと同じギミックになるのだ。