07 フィート06

 
 
 捨て身の秘術:1か2
 DC+4は大きいが、ペナルティとのバランスが取れていない気がする。それと、アンデットのキャスターだと事実上のノーペナだろうか?
 何はともあれ、私はDCを上げるのに懐疑的です。呪文というか、魔法を掛ける行為自体に対応すれば呪文のDCを言わせなくする事も可能だからです。他にも、イミュニティですとか無敵防御ですとか。  う〜ん、強い内容だとは思うのですが、前提も悪いし、総合評価は低いかなぁ。
 
 踏み込み打撃:2くらい
 間合いが伸びるのは確かに凄いが、前提を考えると評価は下がる。全力行動で一回攻撃するなら、通常に移動して攻撃するのとどう違うのだろうか?
 もちろん、敵の間合いの方が長いとか、自分がリーチ武器使いであるとか、そのような場面では大きく役立つでしょうけれど、定点遭遇の使い捨て一発キャラでない (シナリオ固定配置されたモンスターではない) 冒険者としては、ちょっと考えてしまいます。
 評価2は、何かやりたい事や狙いがある場合につける評価です。リーチ武器系で色々考えるなら良いですが、総評として考えると高い評価にはならないです。
 
 放浪者の交渉術:1っつーか、ネタ
 ネタですな。実プレイで使うとウザイのでスルー。
 
 魔力読みの目:1
 いらねー。こんな物に貴重なフィートは使えない。
 最高レベル呪文がナニだか分かるのは無価値ではないが、真意看破なんてふらねーっての。
 
 身かわし隠れ:2
 遮蔽なんて都合よく無いっての。ジャンプマンガ的ニンジャを再現するっつーか、特殊な戦場で工夫を凝らしてPLを楽しませるなら悪くないかもしれないが、それはつまりPC向けじゃないって事だ。
 
 耳聡い偵察兵:2から4
 内容は強烈だが前提を考えると余り高い評価には出来ない。
 使い魔(《鋭敏感覚》を貰える) を連れている、聞き耳の高い人って一体誰だろうと考えると…
 それって、自前の魔法で解決できちゃうじゃん?
 もっとも、副種別まで分かるレベルで取るなら話は別だ。何しろ単に聞くだけで、魔法でも分からないような情報が拾える上に、魔法を使わないと察知できないような敵を見つけられるからだ。これこそまさに、フィートだけができる特権だろう。
 
 無視できぬ脅威:2から1
 この条件を満たす敵を攻撃しているヒマなどあるだろうか?
 条件が隣接でなければ悪さもし易いので評価も上がるが…
 チケット・オブ・ブレイズとの組み合わせは、一生に一度やれば十分だしね。
 
 無力な見せ掛け:1
 GS美神の横島を連想させる内容だが…
 仮にマーシャルとかが持っていると厄介だろう。ボトムズのカン・ユー大尉とか、コレ持ってないかなぁ? いや、カン・ユーは決して弱くないのだが。
 
 猛打:1
 効果がもう少し長ければ充分使えるのだが… 不調効果は悪くは無いが、一回だけとなると物足りない。前衛に使いたい技である事を考えるとなお更だ。