こんなん、分かりにくくて当然じゃん
ＭＨのハウスルールのためにＭＨＭを見ていたのだが、
もの凄く分かりにくかった。
例えばこうだ。
ＭＨ表記：12.7mmHMG
MHM表記：ブローニングFN-HMG
コレ、同じものなんですけど…
ＭＨは機能や種別で表記。
ＭＨＭは社名や商品名で表記。
これじゃあ、こんがらがるよ。
覚える事が増えてるから、脳内変換を掛けなきゃ話しの意味が通じなくなるんだ。
上記の例はまだいい方だ。なにせ末尾にＨＭＧって付いてるから、用途だけは分からなくも無い。
もちろん、ＨＭＧが何か分かる人には、だが。
誰でも良いが、こんな会話があって、意味が通じるだろうか？
Ａ「メインアームでＢを攻撃」
Ｂ「バルドル」
“メインアーム”とは固有の商品名であり、主力武装という意味の一般名詞ではない。
バルドルとは攻撃一回を外れた事に出来るパンドラの名称。
ちなみにこのメインアームは要するに戦車砲で、当たればほぼ即死。
じゃあ、これを置き換えてみよう。
Ａ「Ｂを戦車砲で砲撃」
Ｂ「絶対回避パンドラで避けた」
これは、比較的分かりやすい。
え？ 日本語にしたからじゃないかって？
よろしい、ならば日本語だ。
Ａ「“来たな馬鹿ども”でＢを攻撃。クリティカル」
Ｂ「“窮余の身かわし”」
“来たな馬鹿ども”は、D&D4版のファイターの武技。
“窮余の身かわし”もファイターの武技で、絶対回避。
うん、“ラスト･ヴィッチ･イヴェイジョン”より分かりやすいのは認めるよ。
身かわし には回避する意味があるからね。
でも、分かりにくさの本質はソコじゃない。
覚える事が増えてるから、脳内変換を掛けなきゃ話しの意味が通じなくなるんだ。
これじゃあ、こんがらがるよ。
技に中二ネームを付けてるから分かりにくい。
行動の本質を告げないから分かりにくい。
カードゲームを教わった時、同時に説明のしかたってヤツも教わったのはこんな感じ。
・主語と目的語を省かない。
・結果を適用する前に、質問や反応の間を置く。
やってみよう。
Ａ「“来たな馬鹿ども”の効果でＢを引き寄せます。
何かなければ攻撃ですが、いいですか？
それでは攻撃、クリティカルで命中しました」
Ｂ「クリティカルしたなら、“窮余の身かわし”を使って外れた事にします」
これは分かりやすい。
と言うか、イミフな名詞が無効化されている。
名詞の意味は分からないけど……
・Ａさんは「ソレ」によってＢさんを移動させた
・Ａさんの目的は攻撃だった
・Ｂさんは「ソレ」によって攻撃を外れさせた。
イミフな名詞をＸやＹに置き換えてみよう。
ＸやＹが意味不明であっても、結果や目的がわかれば、
困った事にはならないんだ。
少なくとも、ゲーム特有の単語を脳内変換しなくていい。
それ以前に、暗記している必要が無い。
ところで質問なんだが、コレはサプリを絞れば解決するんろうか？
主語と行動の結果を明確にして行動宣言すれば解決するが、 基本ルルブだけに絞っても解決しない。
どうだろうか？
っていうかコレPHB技だし。
Ａ「“来たな馬鹿ども”でＢを攻撃。クリティカル」
Ｂ「“窮余の身かわし”」
さあ、PHBだけだ。コレは分かりやすいかい？
日本語だけだから、分かりやすい？
分かりにくさの本質はソコじゃない。
覚える事が増えてるから、脳内変換を掛けなきゃ話しの意味が通じなくなるんだ。
これじゃあ、こんがらがるよ。
技に中二ネームを付けてるから分かりにくい。
行動の本質を告げないから分かりにくい。
ところでコイツを見てくれ、どう思う？
《突撃兵》と《跳躍攻撃》で《強打》全部で攻撃。
激怒して《無謀な攻勢》も。
〈軽業〉は成功するから省略。
行動の、ほぼ直訳が並んでいる。
だからこれは、まぁまぁ分かりやすい。
英語じゃないから分かりやすいのも認める。
《Shock Trooper》と《Leap Attack》で《Power Attack》全部で攻撃。
Rageして《Rackless offence》も。
Tumble は成功するから省略。
コレが分かりやすいとは言わないよ。
むしろ分かりにくさの原因を踏んでいるから分かりにくい。
覚える事が増えてるから、脳内変換を掛けなきゃ話しの意味が通じなくなるんだ。
ルー(大柴)語が通じるのは、平易な英単語しか使わないから。
ルー語を変に感じるのは、どんなに簡単でも脳内変換はウザイから。
サプリを絞ったから初心者向け？
ああ、そりゃあそうだろうね。
脳内変換のための分母が減ったんだから、
負担が減ったのは確かだと思うよ。
負担が、少しなのか多いのか、その違いだね。
でも、本質はソコじゃないと思うな。
基本ルルブだけに絞っても解決しない。
主語と行動の結果を明確にして行動宣言すれば解決する。
負担を掛けないのが、真の初心者対応なんじゃねーのかなー
大小じゃなくてね。
