21 新規呪文07 最後まで

 
 
 ライチャス・バースト:スルー
 呪文レベルの関係でスルーだが、7LVでこの効果は弱すぎ。
 いわゆるLVキャップ(呪文レベルによる最大値制限の事)がアホみたいに大きいが、術者レベルはなかなか上がらないので(精々+10くらいだ)、実質的な意味があるとも思いがたい。
 
 ラウズ:ゼロ
 無意味。大声出せ。
 
 ラク・アース:スルー
 呪文レベルの関係でスルー。しかし、STに成功しても左右どっちかに行くことを選べないとは…
 ダメージに付いては無属性でLVd6なんで悪いとは言わないが、7LV呪文の価値があるかどうかは微妙。強制移動と移動困難とダメージということで、恐らく合格点なんだろう。
 
 リージョン・オブ・センチネルズ:論外
 必要な記述がいくつも抜けている。例えば使用している武器とか。
 剣を構えているといわれても、それがコロッサルサイズのゴールデン・マーキュリアル・グレートソードなのかククリなのかも分からない。片手持ちなのか両手持ちなのか。それすら分からない。
 実際に命中判定を行うようだが、呪文威力最大化されていたらどうなるのか。召喚なら(招請や招来含む)ダイスへ変化を与えないが、これは幻術だから増えてはいけない理由がない。
 困ったちゃん呪文なんで、とりあえず存在を無視。
 
 リグループ:2
 補助的な術者が取って、コンボ的に使う呪文かな。この後にメイン術者がテレポートで帰るという感じ。その他の使用方法が分からない。
 あるいは余程強力な範囲呪文を打つ用意が出来ていて、味方を巻き込まないように使うとか。
 でも、これってDMG2のチームワークで対応できるよね。味方の範囲呪文に対してイベージョン得られるやつ。スキルで対応できる事を、3LV呪文と標準アクションを使って代用するのは… この手の使い方なら、まぁ、収支は合うかな? 各グループでの判断かも。
 
 リニュード・ヴィゴー:2から1
 使いどころが微妙すぎる。過労や疲労は結構厳しいのであると助かるが、敵味方を問わずにボーナスを与えてしまうので、使っていいチャンスが少ない。
 敵がアンデットやコンストラクトならボーナスを与えないので(ゼロではなくナシなので)使えるが、それはそれで限定過ぎる状況だよね。
 さらに、4LV呪文なんでキャラクタレベルとしては7LV帯になる。この状態だと+2されていないってのが少ない。これも評価を微妙に下げている部分。
 敵が一体で味方が多いなら、総合的に見て得かも知れないが…
 
 リンクト・パーセプション:2から3
 とりあえず巻物から掛けて置いて損がない。ほとんどメリットのみだが、使える術者が少ないのが厳しい。
 動物や使い魔も人数に含めると結構なボーナスが貰えるので、使える術者は必ず用意しよう。自分達ならではの大きい恩恵はアピールすべきだ。
 
 ルーミナス・アサシン レッサー/通常/グレーター:1/1/1
 どれも呪文レベルに対して効果が弱すぎる。
 標準アクションで出現するので他の召喚より早いがそれだけ。ワナ解除をさせるために呼ぶには持続が短いしね。貴重な3LV(以上の)呪文スロットをつぎ込む価値は少ない。
 召喚と違って招来って誰かのコピーだっけ? それは招請? どっちだとしても本人かあるいはそのコピーだから、危険なトラップに引っかかる役みたいな使い方は気が引けるよなぁ。
 つーか、知能が高い上に明らかに人間を使う召喚系は、なんかトラぶりそう。この本で登場した、呪文付き召喚の特技とかと組み合わせるために用意した呪文なんだろうケドね…
 
 レイ・オブ・ザ・パイソン:2から3
 巻物向け。STは低くなるが毎ラウンドSTで反応なので手を煩わさせられる。持続も固定だし。
 攻撃回数を1回に下げられるのが重要。ヒドラやエティンなど、出たら詰む系の対策として用意しても良いかもしれない。そう言った場合は相手のSTを出来るだけ下げてから使いたい。
 
 レイディエンス:2から1
 アンデトに対してSTやSR不可で目がくらんだ状態に出来るのは偉いが、逆にいえばそれだけ。
 そして「目が眩んだ状態」は非常に弱い効果だ。
 
 ロングストライダー・マス:3
 上記のリンクト・パーセプションと同じく特定の術者「ならでは」の呪文。
 恩恵が大きいのでぜひ使って欲しい。